境界から見る景色

はじめましての気持ち

凸凹人の味覚❶

めい







実家の母と父と姉は


味覚も凸凹でした。




味覚が繊細で過敏、


トラウマになり易く


食のシーンで


嫌だった事、


これと決めた事、


こだわりになってしまったものは


心開かず、変えませんでした。




食に関わる姿勢も、凸凹人そのものでした。


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凸凹の子を産んでみて


同じように、赤ん坊である息子に早々に


味覚過敏や


こだわりを強く感じました。





一番最初に、あれ???と思ったのは


離乳食を始めた時でした。




3種類の離乳食があるとしますよね。


一つ目、離乳食①を口に運びます。


何口か、口に運ぶのを繰り返す間に、


赤ん坊は気がそれて、


離乳食に集中しないで手遊びなどしながら


スプーンが口の近くにこれば、

パカッと口を開けるわけですが・・・


その時に、二つ目の離乳食②を口に入れると


必ず、おえぇっとえずくのです。


離乳食②が受け付けない訳ではないのです。


好きなものでも、


①から②に変わる時に


必ず、おぇっとなっていたのです。


嫌な予感がしました。



その予感は的中し、


定型発達の子より強く


予測できないと怖い


変化に適応しにくい


などの発達の凸凹が現れてきました。



ちなみに、今は、


ほぼ超えてくれたなと感じています。


運動神経以外はw


あの当時、


感覚統合か(運動神経か)


自尊心を潰さない、かの


どちらを取るかの選択でした。


両方は選べなくて


自尊心を潰さない事を選んだので


その環境では


動作性の部分の凹を補うチャンスを


あまり与えてあげられませんでした。



今でも


運動神経や筋力、空間認知などは


定型発達の人と、大きく差があります。



申し訳なかったな


もっと工夫したらよかったと後悔がない訳ではないけれど


この凹みすら


凸凹息子にとっての道標になってくれる事を


彼らしく生きられる事を


祈っています。



そして、もう伸び代は少なくとも


ゆっくり伸びてゆけると、私は信じているので


動作性の成長も、これからでも可能!とも、


思っています。


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話しが飛びました💧


戻ります。




凸凹息子を産んで初めて


私にとっては「奇妙」に映った


実家の父母の持つ、食のこだわりやシーンが


紐解かれてゆきました。


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父母は特に、


2つ、3つと

食材が組み合わされる調理を


とても嫌いました。



それでも大丈夫なメニューは、

いくつかあるのですが、(五目ごはんとか筑前煮とかね。)


決まったものしか駄目でした。


組合せるものが、


一品一品は、どれも嫌いではないのに


組み合わさった途端に


汚いものを見るように、嫌うのでした。




野菜も、肉も、大抵は単品調理。



あとは


緑の色の野菜は2種類必ず用意すると


決まっていました。


譲れない、こだわりにだったようです。



例えば、一種類が大根のお惣菜だとしますよね


青い野菜がその日は一種類になりますよね。


そうすると『今日は野菜が足りない!』と、


すぐ父が不機嫌になっていました。


まさに、アスペさん。


決まったものがないと絶対に駄目な

ルーティーン人間でした。


でもね、


作り手の私にも、心があるのです。


ほんの少しのアソビもない


この家の人の不合理さは一体何なのか・・・


理解ができませんでした。




訳がわからないルールが一杯で(父母共にあって)


雁字搦めになっていました。




そこにある心は、


彼らのこだわりで、完璧に無視されて


踏み躙っていても


気づかれることはなく


振り返られる事はありませんでした。



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昨日、母の教え子のコンサートに


連れて行きました。


チケットが送られてきていたのです。




午後イチの開場なので


車の中で軽く食べながら向かう事にしました。




母は、サンドイッチを購入。


ハム・レタス・チーズのサンドイッチでした。


食べながら、イライラしていた母。


『余計な物を入れるわね!ふた味になるじゃない!』と


ようは、母的には チーズは要らない!と

イライラしているの。


しまいには、


サンドイッチを分解してチーズを取り出し


まずチーズだけパクパク食べていました。


チーズが嫌いなわけでは無いのです。


チーズは好きなのよ。


なのに、許せないのです。


ハムサンドに挟まっているチーズが。




チーズを先に食べて


そして、安心したかのように


ハムレタスサンドを食べていましたね。



私


「食べ物にもハーモニーってものも、あるのよ?それを味わうチャレンジをしてみたら?」


母


「そんなものは、ない! (断言)  」


私


「・・・心の闇を感じるわ(笑)」


と、


笑って誤魔化したけど、


実は本心でした。





私は、食が回復へのツールになったのだけど


そのうち、人と出逢う間に


その人が食をどう扱うかで


その「人となり」を見てきました。




食のシーンで、


違和感を感じたり


なんか嫌だなと思えば、


相手に心を開かないという選択をしてきました。


案外正しい


危機管理になっていましたね。





食は



心の回復、


凸凹からの回復を


選んだ私にとっては



癒すものでもあり


開くものでもあり


映すものでもありました。