境界から見る景色

はじめましての気持ち

きな粉が好き

めい

父の日に

疲れ切っていた旦那を


岩盤浴に連れていってあげた。

(全然、馴染まなかったけれど💧)


出入り口に時々みる和菓子屋さんが

出店をして和菓子を売っていた。


その時間帯はもう夜・・・


美味しそうな、一生懸命作っただろう、

たくさんの和菓子が売れ残っていた。


お店のお父さんは

初老のご老人で、細身の職人さん。


今日は父の日・・・


(この方も、誰かの「お父さん」なのかな。)


そんな事を想いながら

通りすぎる気になれなくて


高血糖な私達には

手が出にくいスイーツだけど


色んな心を 分かち合う気持ちで

「わらび餅、一つ下さい」と購入した。


「好きなの選んで😊」と言われて

一つのパックを示すと


職人のお父さんは、

そのパックの蓋をパカっと開けて、


充分きな粉がまぶされているわらび餅に、

更に、ドバドバっと山盛りに、


わらび餅が消えて見えなくなるぐらいの

きな粉をかけてくれた。


一つの、パフォーマンスなのかも。

まぁまぁお高い、ひとパックだったから。


でも、


「きな粉が残ったらね、牛乳にお砂糖と一緒に入れて飲むと、美味しいよ☺️」


そうやって、渡してくれた。


なんかそのやり取りが好ましかった。


「わかった! やりますね!」




美味しいわらび餅でした。

甘さ控えめ。

とっても柔らかく黒糖で練られていて


きな粉が香り高かった。





職人父さんが教えてくれた

小さな、わくわく💕を


無駄にしたくなくて、


(私、やるっていったし!)と


牛乳に、余ったきな粉を入れて、

甘味を羅漢果でつけて


飲んでみたら、


きゃーーー💕


めちゃくちゃ美味しかった✨




きな粉が香り高かったのは

絶対ポイント高いけど


そっかーー

きな粉ミルクって、

こんなに美味しかったのね。


勝手に知った味と流していた気がする。


その時、やっと「私の好きな味だ」と、

受け取れた気がした。


実は


数年間、ヘビロテするようになってしまっていた

インスタントコーヒーで作るカフェオレが


4月から、

唐突に、欲しくない、と、

ぱったりと、飲めなくなった。


今は、あの時ほどじゃなくて

飲めるようになったけど。


絶対、カフェオレが飲みたい!

とかでは、なくなった。


まるで、中毒が切れたかのような。


ひと段落した

心の変化はねーー

色んな変化を連れてきたよ・・・。




新たな、カフェオレの朝ごはんに変わる

飲み物を探していた。



心から、美味しいと

感じるものにして・・・いいのよね。


そうしよう。


つい、お豆腐が好きだから増えちゃうけど、

トータルで、豆類を摂り過ぎないように

気をつけながら☝️


実は、無発酵の大豆製品は

私の身体には負担になり易い。


でも、上手に付き合えたら

メリットに変わるはず。


実は


子供の頃


はっきりと、


めちゃくちゃ美味しい✨

特別、美味しい✨と、


感じる食べ物を


2つ実感していた事を思い出していた。


それが


【甘いきな粉】と

【自然なクランチ入りの甘いピーナッツバター】


「この、めちゃくちゃ美味しい!これは特別!この異様に惹かれる感覚って一体なんだろう?

なんか、2つに感じるビビビ!感は似てる!」


と


たった3、4才の子どもが


自分の感覚が衝撃的で、

それを不思議に感じたことを


今でも、鮮明に覚えている。


きっと当時


私に欠け過ぎた栄養素が、

2つにはあったのでしょう。


身体が欲して、教えてくれた「衝撃な美味しさ」だったはず。



だからと言って


私は、きな粉中毒にも

ピーナッツバター中毒にもならなかった。


自分で、引き寄せられない幼さだったし

欲しいと訴えもしない

在りようだったから。


そんなに鮮烈に

美味しい✨って感じた


幼い頃の私の様子と気持ちも


周りは、気にしなかった。



大人になっても

自分で選べるようになっても


私も、放置してきた。

好きよ、と知っていて、言えるだけ。


それを思い出させてくれた、きな粉ミルク。






こうすると美味しいよ!って

小さな「わくわく」を分かち合ってくれて


ありがとう✨


また一つ


大切にできなかった

私のカケラを


取り戻せたよ。


石も

野草摘みも

そうだった。

同じゾーンのものに


今また新鮮に出逢っている。





職人お父さんにとって

良き日であったら良いなと


願いながら


和菓子をいただいた。




当たり前の日常に


色々を受け取り、


今ここから、

過去や未来にも

自在に旅をして・・


心を込められる日々でありたい。


それできっと


満たされるように

なれるのだなーーー


焦燥感や

欠落感が


消え始めた今、


それがゴールなのかも、と、感じた日だった。