呆けても残るもの

母の呆けは
前頭葉の萎縮が特徴だそうです。
他の部分より、
そこに萎縮が目立つので
診断書にも、そう書いてあります。
診断書をいただいた理由は
別の医療機関にかかる訳でもないけれど
一応、お知らせとして
今、母がかかっている内科と
入居している施設へ
提出しておきました。
何故なら、
一見、呆けた人を見抜く感覚、
いわゆる人を見るセンスがない人間は、
コロっと騙されるタイプだからです。
--------
母が呆けて思う。
どれほど【取り繕う】事に
エネルギーを賭けた人生だったのだろう?
と。
脳の萎縮が
進んでも、進んでも・・・
残る、性。
他人に取り繕うパターンだけは
まだ消えない。
その下の本性は
私だけに晒される。
前頭葉の萎縮で、より隠さなく(せなく?)なり
ありのままが✖️10倍になっているのに・・・
それを他者には、まだ
よそゆきの顔と
よそゆきの声色で
空気を作って、隠す。
この空気を作れるだけでも
まだ、大した呆けじゃ無いと
大抵の他人は思い込むの。
わからなくはないよ・・・
でも、介護者の私は
施設や他の人との調整に苦しむ
もう、取り繕えなくなるように
呆けてくれたらいいのに。
この、取り繕う姿は
きっと何代にも続いた
DNA🧬に乗っている業だろう。
母より前から、ずっと積み重ねてきたもの。
このスキルを享受した事で
メリットもあっただろう。
母の家系も、母も
ある意味では優秀な家系で
母も勉強は出来る人だったそうだから
社会に出る事にこだわって譲らなかったのは
自分のありのままをメリットに変える為だった。
自分を変えずに済む道だったしね。
でも、ある時から
陽は(メリット)は、
陰に(デメリット)に
転じたのよ。
なんでも、そうよ。
---
周囲とのコミニケーションを
まともに取れる能力が有れば
振り幅の激しい生き方を
しなくて済むけれど
自閉スペクトラムが強く
自分は正しいと思い込み
欲求を譲る事が絶望的に苦手で
一つのことを繰り返しやり続ける
変わり難い
変化が苦手な【発達障害脳】を
解消できないまま・・・
多分、何代にも渡って
受け継いだDNA🧬だったでしょう。
それを、感じるのよ。
それを感じる度に
やっぱりそうだよね・・・と、思うのです。
そういう時は
多くの事を同時に感じる私の脳は
色んな想いが渦巻いて、消耗してしまう。
助けを引き寄せたくても
周囲に伝わらない。
そういえば、これも、
我が家にあった一つの
闇だった。
繰り返している
パターンだ。
-------------
でも、今は
この、ありのままの視野を
話す事が出来る人がいる
解決ができるわけではないけれど。
それはもう、
助けの一部で、救いだ。
友や
臨床心理士さん含む
私にとって人生の「師」になってくれた方から
寄り添いがあるというのは
ビジネス的な関係だとしても
私が選び引き寄せる事ができたもので
その体験の恩恵は
計り知れない。
願わくば、
母の周囲にも
そういう人が現れたら良いけれど・・・
そうしたら肩の荷が本当に下ろせるけど
母の業では、もう無理そうだ。
オカルト的だけど
やっぱり感じるシンクロニシティ
母には母の、人生と責任が
呆けても変わらず、あるのね。
母が背負ってゆく悲哀を感じても
線を引かないと。
---------------
昨日は久し振りに
面と向かってキレ気味に叱った。
昔から変わらない選択
呆けてやっているわけではなく
自分を譲らない主張する為の選択。
はぁ・・・😔
それでスタッフさん達に
害を及ぼす可能性があるのに???
私がスタッフさんに黙って
あなたの「恥を」しばし抱えてあげる間に
工夫して、
変化できるように見守っても
結局、最初だけだった。
自分にとって「都合の良いように」
それすら「改悪」して
スタッフさんへの礼儀を欠いた
スタイルになった。
わかった
あなたの「恥」は
もう、私は抱えないよ。
打ち明けよう
母のありのままを。
それが自然なのだ。
それを言い合ったら
また家出 (施設から)
自分に非がある時
母は謝罪しない。100%。
わかったわ!と理解を示したり
折れる事も99%ない。
威張ったまま、後を追ってきて!と、逃走する。
もう1人で外出など無理なのに。
いつも依存しかない姿の癖に
自分を恥じた時ほど、意地を張る。
昨日は、コンビニとは逆方向の商店街に
毛糸を買いに行く、と
言い張って、施設を出て行った。
私は母が部屋を出る前に
私との言い合いから逃げて、
施設の毎日の体操に行ったと思っていたら
施設のフロントから「今、お母さまが外出されると歩いて行かれています・・・」
は?
呆けてるのだからアンタら止めてよ!と
内心思いながら
「(・・・チッ💢) すぐ行きます。」
施設の母の部屋の家事を放り出して
降りて行ったら
2人の職員に道端で止められていた。
(あ、止めてくれてる💦ホッ)
でも母は、そこで我を張っている。
いつもの母の様子。
あのうんざりするお爺さんのような顔つきと
もう何も伝わらない時の「目」・・・
「ありがとう💦代わります。」
そう言って施設の人を返した。
その後も母は
行ける!行く!の一点張りで歩き出し、
ただ付き合うしかなくなった。
呆け老人の自己主張に付き合って
商店街を一周し
買い物をして帰ってきた。1時間30分。
偶然、私の午後の仕事がキャンセルになっていて
良かった。
母は「私はまだできる!おかしくない!私は正しい!お前が追いかけてきて、歩み寄って、私がおかしくても、なかった事にして有耶無耶にしなさい。」これが
外に出て、買い物したり、旅行に行こうとしたりして家出していく母の心の中の主張
実は施設に入る事を決めた時も
家出したの。
本当は私に「ごめんなさい。」って
謝らなければならない状況だった。
あり得ない態度を私に晒して
もう無理だ、この人の面倒はみられないと
私が悟って、泣いて家を飛び出したら
家出だった。
旅に出ますって書き置きして
阿保だよ
でも、もう心は折れて
そんな風に、いつものように家出で、
関係を元に戻そうと
ある意味で母のやり方で恫喝されても・・・
結局、夜中に高速飛ばしてホテルに迎えに行かされても・・・
心は変わらなかった。
家出先のホテルで「施設に入って下さい。色んな意味で、もう無理です」って。
母も、もう、受け入れるしかなかったのよ。
そこから始まった変化だった。
ちなみにその時も屑な姉は
何も介護に手を出していないし
母の今の現実も知ろうともしず
裏で「施設に行きたくないなら行かなくて良いって。」と本当は唆していた事を、この耳で母の電話から聞いていたよ。本当、屑。
姉の裏の心は
高額の施設に入れたくなかったの。
遺産がじゃぶじゃぶ減るだけだから。
高額の施設に入れてあげる事はできない?と
私に振ったのも
そう進言したら
私が葛藤して、施設に入れる事を
やめるとでも思ったのよ。
いいえ?
私は最初から高額の施設しか見学に行っていないし、それを姉にも伝えていたのだから
一体、その姉の言葉が
どんなにずれていて
どんな意味を持つ言葉なのか
私にはスケスケだったのよ。
アホかと一喝「高額施設しか見学していませんが?」「その選択しかないけれど?」
そしたら母に直接裏で「行きたくないなら行かなくて良いんだよ〜!」とコントロール。
本当に、金勘定だけでうごめいていた姉でした。
そんな姉を無視して施設を決めて
私を裏切ったまま
姉に擦り寄って未だ謝罪も叶わない
無様で苦しみでしかない母を
その間も、1人で支えました
姉は
母が施設に入ると了承したと知ってから
一度だけ多分「説得」に来て
その後、すねて3ヶ月
施設に入っても
母に会いに来ませんでした
引っ越しも
全てのものを揃えて運び込むのも
全部私が1人でやりました。
丸投げ施設じゃないから一人暮らしの人の
引越しと同じなのに。
そして、入居後の年始のありえない
姉の所業でした。
今思い返しても屑な姉には浮かぶのは
あの願いだけ。
でも、もう、それもあの人間に
願う心が勿体無い。
私の人生、私の時間だから
勝手に生きても
姉は死の直前に必ず業を回収するのだから。
あぁ、大脱線❗️❗️❗️❗️
とにかく、去年に引き続き
母の家出に付き合った訳です。
で、途中
あぶねーな❗️💢と怒声を浴び
車に、イラっと💢クラクション鳴らされた母
でも
命を守る誘導だけに止め
できるだけ手を出さず
見守り、後ろをくっついて歩いた。
自覚させたかったの。
「私は出来た!行ける!」
だけインプットされて
忘れる可能性の方が高いけれど。
それでも、
いい気になる母の心の、
何割かを
あの怒声とクラクションで怖い想いをして
減らされる事を願った。
じゃないと、繰り返すから。
いやもう、徘徊老人になるのかも?
色々考えなから
目の前を、歩行機を握って一生懸命歩く
どうしようもない呆け老人・・・
本当に
無様なの・・・
悲しいほどに。
その姿には
昔から、変わらない母を感じる
それが悲しい。
変わってしまったなら
もっと優しくなれるのに。
でも、
その無様な後ろ姿に
今は、哀愁も、悲哀も感じた。
商店街を母の後ろについて一周する間に
私の苛立ちも
やり切れなさも
醒めてきて
気持ちが切り替えられるぐらいには、なった。
------
施設は・・・
こういう流れがあっても
あぁ、お帰りなさい、だけで
関わってこない。
だよね。
市の認定調査員が、こっそり教えてくれた。
「ここは、関わりが少ないですよ。」の
言葉通りだ。
母は
今の現状が
伝わるような存在ではなく
呆けているように
職員には映らない。
施設側も、そう受け止めていることが
都合がいいの。
理解しようと積極的に努力しない姿勢の施設だった。
まぁ、お客様としてチヤホヤ母には接してくれるので(私には契約終了した途端に裏の顔を出してきたけど)
チヤホヤが最重要の母には、ありがたいわ。
でも、しがみついては預けたくない。
負担が大きくなる前に適所に流れてゆく。
一つ書きおこう。
呆けていて
定期的に水分を取れないからとお願いした
(水分摂取は契約サービスの中に入っているの。)
夏場の脱水予防の水分摂取さえも
母に上手くあしらわれて
その方がスタッフは楽だから、あえて踏み込まず
水分を与えず
結局、脱水になって
私が病院に連れて行った。
これ、施設の
大きな落ち度だよ?
でも、施設側は言うのです
『お母様が「今飲みました。」「おいおい、飲みます。」ってすました顔で言い切られたら
それ以上、私達は無理強いは出来ません。』
だって😱
呆けてるって言ってるじゃん。
取り繕っているだけだって言ってるじゃん!
けれど
「私達の施設の守備範囲ではありません。」
と言い切られた💢
これが母の厄介さ。
素直じゃなく
誰のペースにも合わせなく
受け入れない。
取り繕って嘘をつく。
嘘すら本当の事にするし。
でも、私も
施設に苛立ちを隠さず
クレームを入れたから
やっと、
気を使うようになった。
そうするまでは
放って置かれているのが
あそこの施設に生きる老人。
運良く生き残れている人と
それで何とかなる人だけが
あの施設には、生き残っているだけ。
実は
表面上は温かな人間の振りをしていても
冷酷な心で、バッサリ切り捨てて
それで良しとしている
ある意味でサイコパスな人達なのが
よくわかった。
姉と同じ種類のゾーンの人達だった
でも母は
その表面上が最も重要なので
仕方ない。
そして同類だ。
因果応報・・・
------
だから
徘徊老人の始まりのような
外出トラブルだったけど
私も、職員に
何も言わず、相談もせず帰宅した。
そういう施設じゃないのだものね。
ケアマネも頼れない駄目人間だから
私は心許ない。
それでも
本当に1人で抱えていた時よりマシ。
費用対効果は、悔しい結果だけど
今は受け入れるしかない。
ただ、次のアクションと
先のことを考えよう