境界から見る景色

はじめましての気持ち

正しさの悪




今日も病院だった


朝早くから行って、終わったのが15時過ぎ💦


今日は何故か???


車椅子利用の患者が異常に多く

所定の駐車場に空きが全くなくて💧


病院の近隣駐車場に停めに行った。




帰る段階になって、


車椅子の父を病院玄関に留め置いて


急いで車を取りに行く。




車に乗って、ほんのワンブロック。


いつも通る道を、


いつものように、角を無意識に曲がった。




その道は、病院横の道に出る


細い小道でたった10メートルほど。


小道なので、勿論全くスピードは出てなくて


そろそろ〜

ジリジリ〜って感じ。


すぐ目に入った黄緑色のベストを着た


初老の方が、(通学団のボランティアさん?)


旗を巻いた棒で、静止した。


( 私???)


窓を開けろと棒でジェスチャー


あ・嫌な感じ・・・


お互いマスク無しだし、と


小さく開けると


もっと開けろとジェスチャー💧


もう少し開けると、


開いた窓から車内に唾を飛ばす如く


初老お爺ぃが


「ここは時間制限で通行止めだ💢❗️もうすぐ子供たちが帰ってくる時間だから早く行って💢❗️❗️シッシ❗️❗️」


私「気づきませんでした💦すみません💦」


お爺ぃ 「警察おったら捕まるんやぞ💢❗️」


立ち去る後から、大声で凄んだ。



そうだ💧


いつもはもっと受診も早く終わるから


その時間帯は


通行出来る時間なんだ。


駐車場を出る、他の車も


流れるように利用する小道だったので、


つい、確認を、うっかりしていた💧




うん。私の失敗だ💦


危機回避になる情報を

インプット出来て良かった💦




でもね、


なんだか泣けてきそうだった。





朝から大変で・・・


結果もあまりよくなかった


色々な想いが渦巻くまま


父が待つ玄関まで行く途中の出来事で




無防備な、裸の心だった





そこに


嫌な目をした初老お爺ぃの

悪意のある言葉が刺さった


悪意は


どんな人の

どんな行為にも宿る


正しい事をしていても。





世間的には


きっと、


彼は正しい、


彼なりの正義だ、と評価されるだろう。




確かに、


こうして子供たちが守られている。


私も、子どもを傷つけるリスクを

減らせて良かったと思う。


それに、


そこ病院の駐車場の選択はちょっと異常、と


常々思っていたから


近隣に住んでいる人達は

大変なんだろうなーーとも、思っていた。




でも、それと 


あの初老お爺ぃの


正義感を隠れ蓑にした悪意は


別物だと


私は知っている。




悪い事をしていると知りながら


悪い事をやっている人より


狡い分、


業は深いかも。




正しい事をしていれば


自分の悪に向き合う必要はない、


誤魔化せる、と思っている


勇気がない人・・・




お爺ぃにぶつけられた悪意に


湧いた心があった。


(  呪われる人は、どこにいても呪われるんだな。自分に向き合わない限り、何をしていても逃れられない、自業自得なんだ。)


湧いた思いを


ただ、 


ありのままに、肯定した。




それで、終わり。


何も、わだかまるものは残らなかった。




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気持ちを切り替えて、迎えに行く。




今日の幸運は


まるでそんな事と対比するように


今までで、最高のお医者さんに


出逢えた事だった。


人間的に、素敵な先生だった。




人間関係が歪で、下手な父は、


お医者さんともうまくいかないのが常で、

(多くのお医者さんと父はそっくり似た者同士)


喧嘩して病院を変わることも多々あった。


良いお医者さまと繋がれずにきた。




歩けなくなって


私が病院に一緒に行くようになって知った、


父と医者との関係・・・


切なかったな。


勿論、父の自業自得でもあるのだけど、


父が培った関係の中に


一緒に入って行くと


私もひっくるめて、

その冷淡な扱いを受ける側になり


同じように、悲しみを共有した。



こんな父だけど


人生の終盤、たった1人でも


人間らしく扱ってくれるお医者さんと


繋がって欲しい


繋げたいと


心から願っていました。




新しく受診が必要な科は、


私が医者を探し、


橋渡しをして受診してきました。


そうし始めて、運が良かった事も重なり


よくしてくれる先生も現れ


(父のコミュニケーションは歪んでいるから、最初の段階は私が話すから!と黙らせ、フォローしていったらスムーズに・・・)


父も「最近はいい先生ばかりだな・・。」と



良かったよ。


心から祈ったんだよ


出逢える事を。


本当は、


そのたった1人のお医者を


一生懸命探して、県外に希望の持てる人を

お1人見つけていた。


数日後、(予約一杯で待ちが長かった💦)

やっと連れていけるところだったのだけど


期せずして


今日、出逢えたね。


いや、今日も、出逢えたね。


本当に・・・良かった。


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私は、薬があまり好きではない。


切るタイミングが良くない事が多く


バランスが崩れてゆく気がするから。


しかも、お医者である意味を感じない

先生から出される薬は


毒である事を強く意識したけれど


今日の先生が出してくれた薬は


本当に「薬」に思えた。


心から「薬だ」と思えた。


これがお医者さまだよね。


きっと父も、そう感じたはず。



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正義感を隠れ蓑にした、


初老お爺ぃが


わざとではなく、


失敗した私に


(通学団はまだまだいなくて危険はない状況で)


性(さが) から滲み出る


悪意を叩きつけた時に





あぁ、父のようなアスペルガーの人達って


幼い時からいつもこんな感じに


のほほんと、悪意も他意もなく居るだけで


方法がわからないが為に


何故、自分が怒られるのか


何故、嫌われるのかわからないまま


いつも、悪意を叩きつけられ


傷ついてきたんだな・・・





今日というタイミングが


私にそう実感させた。


その、実感を、


今だ、と強く刻み込んだ。





青天の霹靂な


悪意に晒される事が続いて


愛のある指導や、サポート


心の寄り添いも


もらえなければ




アスペなど凸凹さん達は


どうしたらいいかわからないまま


深く傷つき


混乱して


壁を作り、


認識を歪め


独自に自分を守るしかなくなるよね



凸凹息子の育児では


大変でも


子は愛しくて、愛しくて


自然に勇気を出して出来た事も




父には応用できなかった


何故なら


子にあるものが、父にはなかったから




父母は既に歪んでいて


私を自分達の歪みを正当化する為にだけに

利用してきたから。




そんな彼らを、


理解する余裕はなかったし


それも仕方なかった。




だから


今日ほど父に


感情移入した日はなかった。




・・・用意ができたからかな。



ただ、深く、悲しく、切なかった。




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私は、悪意の見えた初老お爺ぃに


安っぽいスピリチュアリティで


気づきを「ありがとう」✨などとは


1ミリも思わない。



タイミングは神だったけど


お爺ぃはただ、


自分の業を生きていただけ。




安っぽい感謝は、


自分の過去の業を


隙あらば!と返しているだけ。


感謝とは、感じて謝る行為なのだから。


謝る機会を、


欲して仕方がない時の行為であって


決して


立派な事じゃない。


高尚な事でもない。




宗教の教えに反するかも知れないけれど


安っぽい感謝については


私は、そう思っている。





私は、あのお爺ぃには


1ミリも感謝はしないけど




でも、


自分が感じた事には勇気を出す


学びは受け取る。


それが私の出来る最大限



自分に率直でいよう。



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今日の感謝の人は


お医者さま、お2人だった


若い世代


30代終盤〜40歳ぐらいかな?


格が違った。


心洗われたよ( ;  ; )




もう早く


若い世代が、この世を仕切っていって欲しい


私は


人は進化してゆくものだと思っていて


若い人に賭ける気持ちは強いです。





色々と思うことがあった一日


でも、先の事は


あまり考えるのは


やめておきます




今を精一杯・・・


今ここ、を大事に


それで凌いでゆきます