境界から見る景色

はじめましての気持ち

シンボル

モニュメント『飛翔』

あのロータリーの真ん中の、


スパイラルな構造物が、それ。


半分以上、撤去済みなのが寂しい( ;  ; )


あの、コンクリの空き地部分、全部が


飛翔の金属スパイラルモニュメントだった。


想像してみて下さい・・・


圧巻✨でしたよ✨


素敵だった


テラス席


見納めの為、だけに、


目指して ここに行った。

【半分以上、撤去済みの『飛翔』】



このモニュメントがとても好きでした。



モニュメントをぐるりと周るロータリーも


素敵なロータリーだった。



いつも、晴れた日は


心でシャッターを切った光景だった。




色んな心の日があったけど  


ここを通る時、


その姿に、ちょっと力を貰った。




惹かれるものには救われている。


人にも


物にも


空間にも




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構造、デザインも


大好きだったけれど・・・




同じくらい惹かれた理由は




このモニュメントの力を


最大限に活かした『設置場所』だった事。



ここしかない、というぐらい



あるべきところに、


必要なものがあった感覚




機能的で、


象徴的で


美しい



ここに必要だった空気を

完璧に、作り続けていた存在





この駅前に、


このモニュメントを超える


公園が生まれるとは、


正直、思えない。




利権かな・・・



公園は、管理がいるから。

お金が、動き続ける


胡散臭い、選択だったと思う



無くなって気づく


改悪になるだろう。




何を軽んじて


誰が足並みを揃えたか





これがこの地の選択なら


この都市の行く末を、暗示してるのかも



選択とは、


変化とは


そういうものだよね




必ず、どこかに現れている。




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モニュメント『飛翔』の移転先は


ささしまライブらしい。



まだ会える、

また観られる事を、


嬉しく思ったけれど



飛翔が、同じような力を、

放つ事はできるかな




存在を、無残に


ころさない場所である事を


願う気持ち


-----【2022年6月23日追記】-------


最終撤去が始まった6月6日からたった2週間


今朝のニュースで、


飛翔のささしまへの移転が


白紙になったと報道された


高速下へ移転予定だったそうだが

(←そもそもそれががおかしいかったよね、)


❶移転するには、先端と地上設置面を切って

短くしなければ高速下に収まらない


❷そうやって、再構築出来る技術がない (は?)


という理由で白紙だそう


正直、今更、これって・・・


最初から、


廃棄が決まっていたとしか・・・


時間をかけ


こんなロードマップを


何年もやっていたのか


悲しい



あの飛翔を


設置してくれる


自治体や大学や企業が現れないかな




日本が沈んだ時期に名古屋は潤っていた


福の神です


その福を、活かして欲しい


運も持っていけるはず。




名古屋市は


衰退するんだな


いやもう始まってる


この、イカサマな流れ一つみても


確信しかない




この市で仕事をしてゆくことに


微妙な気持ちになった。


合図かな。


合図かも。


息子の大学進学も、


ここじゃない方が


いいのかも


お知らせって、


こういう事だからな





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ちなみに


誰かが、『観覧車は、そこにあってくれるだけで嬉しくなるもの✨』と、言っていた。


もの凄く、共感した。





観覧車は


その姿を、想い出と一緒に心に刻みたい


そんな存在。


幸せの、象徴的モニュメント。




でも、乗っても楽しめるし!


機能的で


象徴的で


美しい



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どんなに素敵な


建築物も、


モニュメントも、




どこに存在するか、で


随分、変わる。




存在する場所が良ければ


建造物が一流じゃなくても




充分、価値が生まれる。





両方備わる事は



奇跡✨、だ。



特別な空気を生み出す装置になる。



名駅前の飛翔は、



まさにそれだった。




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でも、もし、


どちらかしか選べないとしたら



一流のものか


完全な場所か



私は「場所」を選ぶだろうな。





これは、人生の、お話・・・