境界から見る景色

はじめましての気持ち

反抗期、という幻想





凸凹息子を持ってみて反抗期について

早くから考えるようになりました。


理由は、


WASCⅢの発達検査をしていただいた

臨床心理士さんに


結果から、予測できる将来の凸凹息子に関する「かも?」をアドバイスしていただいた時に


☝️『息子君はもしかしたら、思春期が早いかも知れませんね、』


・・・・と言われ、心に残ったから


凸凹息子は環境に敏感な上に

言語理解IQが優位に高いので、


考えや感じる事が深くなりがちで


疑問も葛藤も、

人一倍持って生きるだろうし、


それが自我の確立を急がせるかも?


・・という予測だったのだと思います。


実は☝️


私は、思春期に入るのが身体も心も

周りで抜きん出て早く、


小学校4年の頃には、


すでに親と心が離れていました。

反抗期もまぁまぁそれなりに。


思春期、反抗期で

イメージしたのが自分だったから💦


凸凹息子に


もし、アレがきたら💦

あの壁が立ちはだかったら💦


サポートしようにも

声すらも、届かなくなる???と


ただでさえ生き辛い凸凹人が


やってくる思春期に翻弄され


親という援軍すら切るしかなく、

漂うように流れていく人生は・・・


あまりに過酷だろうと、思ったんですね。



こうして


思春期とは??

反抗期とは??、と


構造を考え始めたのでした


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(((一体自分が経験していた反抗期って

なんだったんだろう???)))


(((私は一般的でない気もするしな・・・)))


(((反抗期がなきゃ自我なんか確立し辛いし、自分の心が危ういからこそ、そうなる訳で・・・反抗期が悪なわけじゃないけど・・なんかモヤモヤするわ)))


(((他の子や、他のご家庭は・・・どうだったんだろう?何かヒントが見えるかな??)))


・・とかね。


ぐっと掘り下げて考えるきっかけになり



心に宿った疑問は

たくさん意識して


答えが見えないうちは


問いのまま、


空に、投げかけておきました。


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凸凹息子にかかわる事ができる

私達、親に残されたタイムリミットは❓❓


とにかく知りたかったし


もし、


私が経験した思春期ではない、ものに


できるのなら


喜んで、自分の業である


無意識に繰り返す反応や習慣を


手放そう


連鎖を切りたい❗️と、


・・・切に思いました。


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思春期の自分が、

あの頃に感じていた事を率直に


もう一回辿ってゆきました。


どんな周りの環境や反応で

その想いが強固になったかも


もう一度辿ってゆきました。


徐々に、


自分の中の「思春期」や「反抗期」の

根底にあったものに触れ


問いは、自分理解にもつながってゆきました。


これを活かそう、と、思いました。


この頃はまだ


☝️『反抗期はあって当たり前』

☝️『反抗期が無い方が異常』

☝️『無い子どもは正常に育っていない』


これが世の専門家と


一般的な人の意見でした。


私には、自分の解釈が生まれていたので


繰り返される学説を

斜めーーーーーに、見ていました。


反抗期、は


自我が潰される仕組みと

それに無言で加担している親への


怒りであり


挑戦で反抗、なのだから


確かに


あった方が自然かも知れないし

無いと困るかもね・・


でも、


社会の仕組みや

子への向き合い方は


ずっとそのままで、いいとでも???


それとは別な話も

あるはずなのに。


まぁ、


今を受け入れて


無自覚であっても


その反抗期が訪れた時には


腹を括って、


親は丸っと

その子の怒りや反抗

愛情でがっつり受け止められるなら・・・


それも一つの日本式???スタイルだと


言えるかも。


うん。


言えるね。


親の関わりとして、成功する道も、

残されているのだから


それで、いいんだろうな。


(でも、無自覚なら、そのチャンスに失敗する親も、日本には多くいるんじゃないかな。これも、負の連鎖)



ただ


私は違う道をゆくわ、と思った。


出来る限り、


巧妙に否定したり

巧妙に潰そうとしないで育てたい


そう自覚していよう、と

方向が決まりました


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空に放ったまま、待っていた疑問の


答えの片鱗が


英語環境に繋がってやってきました。



友達のご家族から受け取った、言葉です。


『日本の反抗期は世界の常識じゃない』


とある外国の国では


日本のような反抗期がないというのでした。


やった!✨✨✨


見つけた!!!✨✨


その国の、子どもへの

思春期までの環境や関わりを知ることで、


考えは、確信に変わりました。



((ちなみに、国名は書きません。何組にも興味津々で直接、聞きました。))


日本の子どもは小学4年ぐらいになると徐々に

変わってしまうんだそう・・・


私はそれが当たり前だと思って

生きてきたけど・・・


彼の国の外国の親さんは、

それがとても受け入れ難く、

『日本の学校には行かせたくない、

インターに行かせたい』と


就学時に相当、日本人のママと議論があったと聞きました


ママさんは、日本に永住するなら日本の学校に!という考えもあって、後ろ髪を引かれていました。



私は、その外国の方の気持ちや視野が

それまでに自分が考えた事と多分かなり近く、

理解でき、


その時の自分の視野を


外国のご主人と、

ママさんの2人の間を繋ぐように


話した記憶があります。


日本の現場がどうやって巧妙に

子どもの自尊心を潰しているのか


自我を潰してゆくのか


親がどうそれに加担せざる得ないのか


リアルに実例を語れたから。


国際結婚をしたママさんは、

さすがに理解も早く


なるほど、と納得して


迷いを吹っ切ってくれました。



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少し前、日本のニュースでみたんですが


最近は、反抗期がマイルドに

なってきているそう。


そして、これからは、

そうなってゆくでしょうと、


その意味を、


専門家であるお医者さんが考察して

語っていました。


だよね!と共感できました。


心の中では


やっとステレオタイプに

反抗期を語ることをやめて、

根源を扱い出したんだなと


読んでいました。


そして


教育現場も、

親御さん達も

皆んな、頑張ってきたんだなぁ✨って



ぎゅーっとしたい気持ちでした。



反抗期がマイルドになっているのは

一つの証です✨



内側も外側も関わりを変えられなかった人達が

、引きずり下ろしたくてなんと言っても


気にせず


誇りに思っていい、


私はそう、断言しますよ


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ちなみに、


自我を潰されかけている子は

マイルドになっちゃ、駄目


頑張って反抗していい!

それでいいんだって


心から応援したい


それがその人には必要で、


大正解なのです






正しいことなどなくて


必要な事があるだけ




その仕組みが、違うだけ


道が、違うだけ