古民家と人の再生
【写真は古民家カフェの入り口にあった〆縄】
古民家、きてますね。
『古民家〇〇〇』
古民家「カフェ」
古民家「レストラン」
古民家「宿」
とかね。
うちの会社が 古民家と関わり始めたのは
流行る以前、
もう何年も、前になりますが
旦那がリノベーションの会社に関わっているので
至って自然な流れでした。
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古民家に関わっていて気づきました。
古民家をキーワドに
凸凹さんを子に持つ『親』さんと
出逢う事が、とっても多いの❗️
私も凸凹君の親ですし
古民家が生まれ変わった姿には
同じように心惹かれます。
古く、潰されそうになっている
古い民家の中には
決して、新築では出せない
美しさや、価値が詰まっているんです。
それを見いだし、
美しく、←私にとってはここは大事
現代の良さもミックスされて
生まれ変わった姿には
心動かされます。
心は、その佇まいに
一瞬で 共鳴するのでしょう。
そこに至るまでの、葛藤や、道のりに。
お気に入りの物件に出逢って
ただ そこで
美味しくご飯を食べたり
楽しくお茶をしたり
くつろいで泊まったりする事で
言葉ではない
存在そのものから
進む方向はこっちだよ〜と、導かれ
エネルギーを貰える
その心のカラクリも解ります。
抱える問題との
共通する「何か」が、そこにある。
無意識は知っているの。
わくわく、して
わぁ✨と動く心は
きっと、無意識からのエールです。
わくわくしながら、
大切な刺激を受け取れるなんて
まるで、古民家再生セラピー(笑)
素敵な仕組み。
惹かれる方達の人生には、
きっと
再生したいもの、
(再生したかったもの)
活かしたいもの、
(活かしたかったもの)
が、あるのでしょう。
その方の人生に
活かされた再生古民家は
微かな触媒として
働いているのではないかな。
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5月に、
去年から打診されていた古民家へ
やっと行けました。
その古民家は、田舎の山奥で。
でも、その地域では
一番の名士だったのだろう、というのが
すぐにわかる立地でした。
手入れが良いまま残っている物件。
一枚のサッシもはめられていない美しさ。
でも、私が一番心に残ったのは、
その家を建てる為だけに開墾された広大な
『敷地』でした。
そのお宅は、
山道から脇に入って
山を上りながら、開墾してゆき
両脇には石垣を組んで私道を敷いていました
正門も石垣もお城が現れるのでは?と
思うような立派なもので
突き当たりの山の谷間に
その民家がありました。
石垣や門から想像するより
ゴテゴテした華美な印象のない
侘び寂びを感じる落ち着いた佇まいの
古民家でした。
小さなホールのように山の木々が
その家を抱いて護っている、
そんな立地ですが
木々は何故か「鬱蒼と」はしていなくて
不思議と爽やかで
民家から見上げると、
とても神聖な感じがしました。
ここって神社のよう・・・・、と
感じたことが印象に残っています。
山に抱かれている土地なので
当然、水が沸くのですが
そこにも贅沢に手が入っていて
裏山の奥から治水をされていました。
敷地内にも水路が流れているのです。
その水の流れを造った為か
家の中は湿気を感じる事がなく
風が良く通る家でした。
だからこそなのか?
とても古い家なのに、
どの棟も、それほど傷んでいませんでした。
多分、本当に
よりよく機能するように
手を尽くし、お金をかけて
創り上げた場所だったのだと思います。
蔵の横に残っている『味噌蔵』も感動しました。
使われなくなって久しいはずなのに
直ぐにでも使い始められそうな、
生きている桶と石臼、と言えるぐらい美しい佇まいで、それらが ずらっと並んでいて、
壮観でした。
蔵は3つ。
書斎の残っている多くの書物をみても
茶道の師範だった名札からも
この山奥には、似つかわしくないほどの
文化人、知識人だった事が推察できました。
予測では、
愛知県で大きな病院があるのですが
その創立者の血縁だろうな、と。
不思議な気持ちになりました。
こんなに素晴らしい場所なのですが
ここを相続された方には
負の遺産らしく・・・
今が特別、裕福なのもあるでしょうし・・
相続が直系親族からのものではなく、
その民家に住んだ事もなく、
想い出ある物件ではない事もあって
気持ち的には、
直ぐにも、無料でも、もらって欲しい!
手放したい!
そんな感じでした。
確かに、
広大な敷地と民家と山林があって
維持管理費用も、かなりかかっているし
売るにも整理が必要で。
それが簡単に出来る場所でもなく。
持て余すのも、いた仕方ないと思います。
でも、心から、
あの古民家が
活かされて、
再生された姿が見てみたい!と
思いました。
最近は、
山奥で営業する本気の飲食店ならば
軌道に乗って、流行っていたりします。
SNSを活用できるようになった功績でしょう。
工夫は必要だけど
そんな決意がある人に、
繋げられないかな・・・
直ぐにでも
生まれ変わるポテンシャルがある
素晴らしい古民家で
素晴らしい立地でした。
そうそう。
不思議なことに
お部屋の中に残っていた
そこで暮らした方の家紋が、
私の実家の家紋と 同じでした。
お導き・・・?と
一瞬思いましたね。