境界から見る景色

はじめましての気持ち

熱中症に怯える &お役立ち漢方


数年前から、また一段階


季節の異常さ、に 拍車がかかった。




今年の春は、更に異常だと思う。



太陽が🥵


陽射しが🥵



4月上旬で


通学する小学生の1割以上が半そで💦

去年はここまで早くなかったな。


ランニング姿の幼児も見かけた。


気持ちはわかる


陽射しが出ていて、

風のない時、限定だけど


もう、夏みたい・・・



不思議と


家の中に(建物の中に)いると

そうでもないけれど・・・・


外に出ると


変化をヒシヒシと感じる。


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先日、藤の花を観に、


今年86歳になる老人を

外に連れて行ったのだけど


暑くて、困った😵


母は熱中症になり易いタイプ💦



気持ち良く、外で過ごせる、


この季節を


待ち侘びていたのに・・・・


無情にも、あっっっっと言う間に


通り過ぎてゆく・・・・



今のうちに、


今のうちに、と


気は焦る。




せっかく買った、

薄手のコートの出る幕もなく。


春と秋が、消えてゆくんだな



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4年前、

この暑さは異常💧と思った。


その夏を越えて、秋になり


行きつけの漢方薬局さんで

熱中症について聞いた話です


その年、


そこのお客さんが、お2人、

熱中症でお亡くなりになったそう・・・


弱っている方ではなく


働き盛りの男性で、衝撃だったと。



その年の春夏のニュースは

熱中症の話題がとても多かった。



私達の生活圏の駅前のデジタル温度計も


7月から40℃越え。


お天気ニュースで流れる最高気温は

そこまで上がらない予報でも


現実は違う。


私たちが生活している場所で測る、

照り返しやコンクリートに囲まれた


現実的な温度だったから。


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凸凹息子は暑さに、弱かった。


体温調節が未熟な凸凹君は、一定数います。

このタイプは要注意☝️


暑さや寒さの感覚が鈍い凸凹君もいます。

強ければ良いのだけど・・・💧


暑くても一枚脱がないし

寒くても半ズボンだったり・・


感覚が鈍い凸凹君はこだわり優先になりがち


我が家は、

体温調節が未熟なタイプ➕プラスαの

別の事情があって


暑さ、と 陽射し☀️に 特に弱い時期を

長く過ごしました。




さっきまで大丈夫だったのに


急に土気色になってブラックアウトとか😱


私の肝は、冷え冷え💧💧💧




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熱中症は、怖いんですよ。



暑さが極まって、

それに身体が馴染んだ頃のほうが


一安心。


春から夏への


移行期が一番危険⚠️


身体が、用意できていないから。




働き盛りの方がお亡くなりになったのも

その頃だったと、聞きました。



基本的な「対策」は定番として

色々情報は知らされているだろうから・・・



我が家のウルトラCを。



ヤバそうかな、と思ったら


熱中症に効く漢方を、ささっと。





必ず☝️常備してある常備薬です。

カバンにも、いつも入っています。


とにかく案外、色々に使えて、


お役立ち漢方です✨




中国では、「飲む点滴」と言われているとか?




漢方薬の本来の名前は『生脈散』👇


脈を生かす、起死回生の処方という意味です。




生脈散、で売っている製品は他にもいろいろ。


画像はお借りしました



生脈散ではあるけれど、ほんの少し処方を変えて?


商品名「麦味散顆粒」で売っているイスクラ産業さん👇


画像はお借りしました



熱中症の病証を「気陰両虚(きいんりょうきょ)」と、いうとか。


『生脈散』は


この【気陰両虚証】に効果があります


熱中症になってから、も使えるけど

熱中症の『予防』にも使えるのが、


ありがたいのです✨


例えば、


外に行かなきゃ〜

遠足だ〜

キャンプだ〜

ゴルフだ〜


と、暑さにさらされる日には


行く前に、飲んでおく。


生薬の構成も実にシンプル✨なんですよ。


漢方薬的には生薬の数が少ないほど

効き目は鋭いとの事です。


人参(にんじん)・・・肺や心の気を補う

★麦門冬(ばくもんどう)・・・体液を補う

★五味子(ごみし)・・・発汗を調整


この生脈散の逸話を

漢方薬局の先生に聞きました。


とある中国の有名な方が、

確か熱中症ではなく・・・・

多分、心臓か脳梗塞とかで倒れた時に使われて


一命を取り留めたとか。


そんな話でした。


ようは、そういうシーンで


役立つ漢方薬ってイメージです。



でも証に合うなら、

その他に持っている問題や訴えにも

効果を発揮する事があるのが漢方なので、←ここが面白い


興味でたら調べてみて下さいね!



うちの高血圧の旦那が、

怪し〜い💧ことを訴える時は・・・

(痺れとか、ふらつきとか、強い怠さとか)



取り敢えず、コレ!を飲ませておいて


経過を見ます。


もちろん、老人達のいる

実家にも一箱置いてあります。



中国では点滴製剤もあるそうですね。(本当かな)


漢方薬局の先生は、急ぐ時は注腸(浣腸)でも

使うらしいよと教えて下さいました。

(試した事はないけれど、切羽詰まったらやると思う)



生脈散は約800年の歴史ある処方で、「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」を作った李東垣(りとうえん)先生が作った処方だそう。


おぉ!


補中益気湯は、有名です。


凸凹息子も術後にお世話になりました✨


800年も前の先生ですが

ものすごく、お世話になっております。


こんなふうに時を経て

未来の外国の人間も助けてゆく処方になると


想像したかな。


どんなお方だったんだろう・・・・


李東垣先生に 感謝です✨




皆、これからの時期を

無事に乗り切れますように!