そこ、笑うところじゃない・・・
人間なんて、皆んな屑
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でも、
家族がいて
一人娘がいて
最近、孫が生まれたばかりで
地元で小さな会社を継いでいて
良い時代に、ほどほどに稼いで
そろそろ会社を畳んでゆく算段中の
一般的な人。
どこにでもいる人。
でも、
きっと
たいして、良い人じゃない。
今日の私にとっては
ただの屑な人、だった
そんな人達が
この世には
ぎゅうぎゅう詰め
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今日は、
母の町内会の当番を、私が代わって
朝8時から、
一回り年上の、実家の隣のオジサンと
資源ゴミの当番だった。
色々、話題を振って世間話。
向こうからも色々と。
介護施設や
近隣の病院の口コミを聞いてみたり
付き合いがなくても
無難な共通の話題ですから・・・
おじさんの孫が(小さな赤ん坊)
最近コロナになったらしく
入院したそうだけど(元気に退院。)
その病院の対応が最悪だったと聞いた。
そこは、父が最後にいた病院で。
「父も最後、そこに誤嚥性肺炎で入院したんですけど、誤嚥性肺炎ってわかったら、もう一滴も飲ませないぐらいに絞られるんですよ・・。人間的じゃなかったです。後からケアマネさんにあそこは誤嚥性肺炎に対して凄く厳しいから・・と言われました。」
私は決して
軽く話したつもりも
笑い話にした空気もなかったです。
だって、父の最後の話ですよ。
けれど
おじさん
ハハハって、笑ったんですよ・・・
とっても良い笑顔でした。
は?????
今、笑うところじゃ、
ないですけど???
その、違和感ある笑いに、
父との関係や
オジサンが父に持っていた
心の色々を
感じてしまって
苦しく、悲しく、切なくなった。
おじさんにとっては
面白くない気持ちになった
過去があるでしょう
最後は、
まぁ寿命だったでしょ?と
笑って聴いても許されると思う
老いぼれた老人だったでしょう。
でもね、
私には父です。
そこにはオジサンの品性の欠如と
黒さが滲んでいたよ。
オジサンは、
亡き父ではなく
今目の前に居る、私に対しているの。
それ、駄目でしょう?
そのままに、お返しします。
このblogを書きながら
念じた。
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父を面白く思わない人は
一杯いたと思います。
大変な人だったから。
でも、父には凸凹という悲哀があった。
必死に生きていたとも思う。
私も苦しくて、父を、
父を上手に愛せなかったのに
こんな事を言う資格は
ないのかも知れないけれど
けれど、
やっぱり誰よりも
愛は、あったなって・・・
こういう時に
自覚する。
父にはそれが
愛と映らなかったでしょう。
でも
愛を選び続けていたのは
私だけだったのかも。
母や姉は
変わらない為に(凸凹的な性質)
受け入れて
打算で、我慢していたゾーンのまま
自分の壁を破らず
愛を表現するどころか
最後に裏切ったのだから。
愛が無かったとは言わない
でも、
その愛に触れて
選択しようとしなかったのは事実で
それが愛ではない選択だったという事です。
オジサンの小さな悪意に触れて
もっと
もっと
私だけでも
うまく愛せていたらと
切なく思った。
多くの人に
家族にさえも
色んな感情で、想われた父を
切なく
不憫に思った。
ただ
人間なんて、大概が屑だもの
そんな屑な人達に
どう思われようと
50歩100歩だね。
どうだっていいよね・・・
私も、今後、幻想を捨てて
この視野に生きるでしょう。
それは救いに変わるかも。
強く、なるわ。
ただ、
母や姉には
裏切られたくなかったでしょう。
昔から
私だって
父に対して思う事は
たくさんあった。
姉が父に絶望する出来事の
1000倍以上の
絶望と、負を請け負ってきたと
言い切れるよ。
母は知らない。
けれど、別れるという選択肢がありながら
選ばなかったのは
私達の為ではないよ
自分の為だった。
なのに向き合わず、
最後に
その尻拭いをさせたじゃない。
他者からそう扱われる父が
悲しくて
私の口は、悪くても
心ではいつも庇って
守りたかった。
そういう部分を、捨てきれなかった。
父のピュアな部分は
誰にも、救われなかった。
ターミナルに入った父を
家に連れて帰って看取ろうと決めたのも
その、守りたい気持ち
愛情だったよ。
やり遂げられず
ごめんね・・・
1人だったんだよ
頑張ったんだよ。
でも、ごめんね。
小さな悪意を目撃して
思い出して
守りきれなかった自分を責めた。
帰りに、
仏壇の遺影の父のオデコを
すっと指で撫でてきた。
父が入院してから
何十年かぶりに
父を触れるようになった。
お世話する時に
頭を撫でたり、手を撫でたり
足をマッサージしたり
色々・・・
それだけは、
良かったな。
心の距離ができていて
もう、2度と
子供の頃のように父に触れられないまま
逝ってしまうのかもと
どこか寂しく思っていたから。
そんな私の姿も
姉の妬みを買っていたかも。
妬むぐらいなら勇気を出せ!
自分で自分に取り組まない癖に
逆恨みされる筋合いは
1ミリもない
消えて。
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今日は悲しいので
泣きます。
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新しい一歩を踏み出す前に
全部、
聞いて欲しいって
今、切実に思っている。
そして、探している。
カウンセリング?
いや、プロじゃない方がいいな。
余計なジャッジなどいらないし
導きもいらない。
もう、最後のゴールだから。
経験的な持論だけど
人は
本当に心を開いて吐露してる時に
ただ、
本気の心を寄せて
傾聴してくれる人がいたら
心から丸ごと信じて
聴いてくれたら
自分で
立ち直ってゆけるのよ。
私はそう思っている。
ほぼ、自力でここまできたのは
私が私に、そうしてきたから。
心の中で私は
自分の心の声を聴いてきたから。
ターミナルにあった血族の問題について
セルフカウンセリング状態を
一年以上過ごしてきて
最後の仕上げに、聞いて欲しいだけ。
出したいの。
blogにいつか書くと宣言しているのも
それと同じ力を、得る為でしょう
他人であることが
今は、重要みたい。
本当に必要な時の
絶妙な
本気の
真実の
共感的傾聴と
ハグ(抱きしめ)さえ、あれば
人は大抵のことを
持ち堪えられるし
自分の中に答えを見つけて、
進む勇気に変わるのよ。
凄い事なのよ
人の話を絶妙に、聴けるって。
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さて、問題は
それにどう出逢うか。
どう引き寄せるか。
私は
息子と
旦那に
その役を、この一年、
随分になって貰った。
聴いてもらって
ハグして貰った
けど
今は、もう少し
遠くの人でなければ
他者、でなければ
ならないみたい。
そういう時って、あるんです。
そういう時が、来るのです。
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今こそ
選ぶ相手は、慎重に。
誰でもいいって訳じゃない
これからチャレンジして
試してゆくだろうけれど
誰かと繋がったからと言って
心を開いて話していいかどうかは
見極めないと。
安易は駄目
心の荷が下ろせて
前に進んでゆける
出会いがありますように。