境界から見る景色

はじめましての気持ち

一行の宿題




去年の10月頃、


凸凹息子に、毎日ノートに1行の

私からの宿題を出しました。


進路を考える時間というか、心に「隙間」を

作りたかったから


毎日のルーチンがぴっちり決まりがちな

凸凹君あるある・・・


アスペっぽいからね💦


予定変更が苦手で💧


何となーーーく過ごし

何となーーく流されていってしまう


可能性大の凸凹息子に


対策的  


仕掛けです☝️



そして、こういう仕掛を味わって


自分操縦のツールにしていって欲しい


結局、


育てるとか

教育とか


そこが狙いですよね



高校でも


こういう仕掛けを

たくさん示し、


手渡してもらっています


今の、高校の担任の先生は


インスタで毎日5分絵を描くというのを

高校生活が始まった一年の春から続けていて


生徒に示しています


かっこよくて人気のある先生なので

生徒は毎日、先生のインスタをチェックしています


担任は美術の先生ではありません。


とても下手な絵を描くところから始めて

1日5分の継続が何を生み出すのか


インスタグラムという流行りのツールで

子ども達に寄り添って


伝えようとしてくれています


事実、その上達に目を見張るものがあり

生徒は心動かされていて


凸凹息子も「1日5分何かやってみようかな?」と言葉にしたぐらい。


素敵な教育だなと思います。


伝わるように工夫するのは愛ですね✨


担任の先生は、若く完璧ではないけれど、


生徒に関わろうとする心に

愛はあるなって、いつも感じています。


ありがたい事です。


そんな先生方のインスパイアがあって

可能になった1行の宿題かも知れません



私も、向き合って

この宿題を出す理由を話しました。


必要な理由を。


凸凹息子の特性・パターン・

そこから予想できてしまう事


それを続けた未来など。



まずはネットサーフィンでもいいから


自分の未来を想像した時に繋がる

ピピっとくるものを


惹かれるもの

好きなもの

心に響いたもの


何でも


1日1行、


ノートに書く、というのを


約束して実行してもらいました。


一言でも、

1行でもいい、


というのが気楽だったらしいのと


私との約束を守る、という小さな責任で


未来へ心を飛ばす時間が生まれ


やり始めたら面白くなったようで

1行宿題は続いてゆきました。


2ヶ月ほど、私はそのノートを見ませんでした。


「1行宿題やった?どんな事、今日書いた?」とは聞く事はありました。


「あのさ、こんなのがあるらしい」と話してくれたりへーっと関心したり。


2ヶ月経った昨年末


初めてノートを見せてもらいました。


本当に、毎日きっかり1行!💦律儀に1行💦

あのね、1行じゃなくてもいいのに(苦笑)



でも、興味深かったのは

ピピっときた多くが


☝️「〜を作る人」だった事❗️


凸凹息子に「〜を作る人が多いね。」と

心を込めて、大切にフィードバック。



実は、


初めて保育園で『将来の夢は?』と

尋ねられた時に


凸凹息子は「科学者」と言ったことを

思い出していました。


科学者、と答えたその心は?と気になって


幼い凸凹息子に尋ねたら


☝️「知らないものを作り出す人だから」と。


凸凹息子の原点というか、欲求は、

その辺りにあるのかな???


ノートを見て、


なるほどなぁという気持ちになりました。


中には「化粧水を作る人」という1行もありました。ニキビでちょっと困ってきたからね(笑)


他には「猫カフェ」というのもありました。

猫好きなのに飼えないからね(笑)


この1行宿題


昔、旦那が将来を考える時に

やっていたと聞いた方法でした。


旦那も


心が動いた事をどんどんノートに書き留めたと言っていたので


血を分けた息子なら、DNAにのった記憶が疼くかな?と試したのですが


案外、成功でした✨



何故なら、つい最近


『こっちの方向へ行ってみようかな〜』と

初めて進路を、自分から口にしたから。


その後で


『創り出す人だしね・・・』と、一言。


その進路は、今まで軽く触れた事があるもので


私達も「面白い?興味ある?」と問うた事も

何度かあった分野でした


でも、その時は、たいして反応がよくなくて。


本人曰く、『難しい・・・』と。


でも、何かが変わったんだな。


『挑戦』の空気と 


微かに『欲』も感じました


今までの凸凹息子からは感じなかった空気です


こういう選び方をするのか〜と、


実は少し驚きでした。


でも、それも凸凹息子の必要必然なのでしょう。


もちろんまだまだ探る段階で

最終決定ではないけれど


私達親には知識がない方向なので

取り敢えず、情報収集を始めます。


息子には


『どんどん自分で探って行きなね!』と

声をかけておきました。


本人から、とある専門学校の名前が上がったので、友達とかと学校見学に行けたらいいだろうな


大学の学部にも、・・・あるのかな?


凸凹息子の通っている高校は

進学には強くないので💧


塾長が頼りになるはず



少しずつ、リアリティが出てきました


楽しみです