境界から見る景色

はじめましての気持ち

スマホのメモ書き




今、スマホの中に覚書した。


閉じる前に


過去のメモをみてみた



あれ? 


こんなのあった?


メモ機能に『発達障害』との見出し。


ページを開く


どこかで見かけた

印象に残った言葉が残してあった。


自分の感想も一言。


『的確』と。


その言葉👇


----ADHDは現状維持に対する執着心がめちゃくちゃ強い。なので周囲の環境が自分に悪影響をもたらしていたとしても放置する傾向がある----




・・・わかるなぁと。



凸凹息子はADHDとは判断されないけれど


彼の頭の中は、ADHD的だと思っている。



行動は多動ではないけれど

頭の中は、ぐるぐる動いていて多動的なの。


私もそうかも。


多動的、は


表に出ないとわかりにくい・・・


表に出る前に


別の要因で打ち消しあい

行動へ抑制されるとわかりにくいけど・・・


「ない」のでは、ない。






右と左の力が均衡して


ゼロの場が生まれるように


そのゼロが


ただのゼロとは違うように。



あるんだよ。





その困り感にも


取り扱い・自分操縦の、ノウハウが必要な訳で。




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凸凹息子が小さい頃に、

発見されにくかった理由の一つが


発達凸凹の子に大抵現れる


特定の物や事に対する、執着、こだわりが


ほぼなかったのもある。


でも、


それも、途中で気がついた。


なかったわけでは、なく


特定の物、事、には執着しなかったけれど



多分、凸凹息子は



私、にこだわったのだ。


こだわりのモノが「私」ヒト、だったわけ。


でも、世間一般で


子どもが母親にこだわるのは「普通」な事で


それで


判別しにくかったんだろうね。



でも、同じ支援センターの仲間の中に


1人だけ似た子どもがいて


ママさんと、「コレだよね」と共感しあって

乗り越えた





そういう子どもが


そのこだわりを越えられないまま


大人に育つと


友達にこだわったり

恋人にこだわったり

子にこだわったり

配偶者にこだわる・・・


『人』に執着し


『関係』にこだわる



結果、問題や、トラブルに。




そういう子どもも、


何人か見てきたし


大人にも、実はたくさんいるなって感じてる。






私には、


もっとも、



不幸を周囲にも招き

本人も報われない


厄介な「こだわり」だって



感じていて




だからこそ


真剣にもなった





でも、



凸凹息子は、もう大丈夫。



満たして、越えた。




私にも


誰にも


執着はない


軽やかに人との関係を楽しんでいる



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軽度発達障害で問題になる事の多くは



『☝️3〜5歳の頃の、こだわりを手放せず

大人に持ち越す事だ。』と



20年以上、「親の会」の顧問を勤めた、

大学の専門課程の教授に聞いた。



『☝️でも、自尊心を潰さず育めたら・・・それらの、こだわりや、困り感は、大人になる頃には、大抵は、越えてゆけるものだ。・・・』と。



聞いた時、複雑な気持ちになった。


何故なら💦


ノウハウも答えも無くて・・・


息子の性格と個性では


自尊心を潰さないで育てられる環境など、

現実には、全くみえなくて・・・


光と

影を


両方、同時に


投げかけられたように感じた瞬間だったから。


一瞬、聞かなければよかった、とすら思った。



でも、


初めて感じた


微かな希望でもあったから


勇気を振り絞って

バカみたいに信じようと決めて


選択を始めた



その教授の、


退官される年の、最後の講座の言葉でした。


とても感謝している言葉です。




私は



❶この教授の言葉と


偶然見つけた


❷凸凹人の発達年齢を割り出す7がけ理論

実年齢✖️0・7


この2つを柱にして


揺れそうになっても・・・

迷っても・・・


実際、


自分しか見えていない

マスターベーション的な説教をしたくて×2

たまらない人達に出逢っても・・・




折れる事なく、


支えてもらえた


今も、心から納得できる


2つの柱でした。



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7掛け理論は、(中には8掛けも?)


凸凹君の親さんなら


実感があるから、納得しかないと思います。




教授が「・・大人になるまでには、大抵は越えてゆけるものです。」と言った


大人を、成人(ハタチ)と仮定するなら


20歳✖️0、7=14歳


発達の凸凹のある20歳は、

定型発達で14歳、


中2ぐらい・・・


うん。


納得できます。




まさに


中2ぐらいの発達段階で


定型発達の子ども達は

親からかなり離れてゆくし


親も手応えを感じて「自然に」

手を離してゆく時期だから。


親は、まだ手を離し切れないけれど、

見守りながらも、ほぼ手放している状態で、


子も、小学生の空気をまるで忘れて、大人の仲間入りをした気持ちになっている時期。


『擬似』的、大人の入り口・・・の頃でしょう



ただ、


凸凹君達や

凸凹君達の親は


その自然のタイミングが


違うだけ





惑わされる必要はないよと


ゆっくりだけど育つんだよ



7掛け理論は



慰めをくれ、

目を覚まさせてくれる


そういう存在でした。


今もそう。


見た目に

社会の同調圧力に

普通というまやかしに


間違えそうになる

弱い自分を


戒めてくれる


存在です。






目と耳と心を、今ここの現実に開いて


間違えないでいよう。





私は知っています。


間違えた先にある人を。


目と、耳と、心を開いて


目撃し続けているのだから。