境界から見る景色

はじめましての気持ち

凸凹息子に『合格』の桜

一足早く、さくら咲く


合格発表も、スマホで確認の時代ですね


あっさりし過ぎて拍子抜け💦




まぁ、でも 


『良かったね! おめでとう✨』


そう言えて良かったです。



今年春から夏にかけては私が不在で


いや、


ただ、不在だけではない


負の世界を見せ


私の苦しみを受け止めてもらう事で


息子をひと時


不安定にしました。


申し訳なかったなと思います。




母より先に、


亡き父へ、報告します。


息子を小さな頃、可愛がってくれた事は


真実でした。


父の業を色濃く受け継いだ息子だしね。




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私の願いとしては


例えば、神様に


「第一候補の大学に受からせて下さい!」


ではなくて


「息子が、最も健やかに学べる場所に繋げて下さい!」と、祈っていたので


繋がった場所が 


どの大学だろうと専門学校だろうと


合否に関しては


どこでもよかったのです。




今日がダメなら


順次、受験が続くだけ。



推薦に落ちたなら、


実力勝負の受験もいいのかも、と


ちょっと期待してもいたりして(笑




でも、もう、ここで大学受験は終わりです。


他の大学の受験は、ルール上出来ません。



ばりばりな受験戦争の舞台に上がらずでしたが


息子には向いている「流れ」と思います。


日々、地道にコツコツと。


ふんわり。


する〜り。


そんな感じの


息子らしいペースで決まってゆきました。



実は


この息子が受かった大学は


年の離れた親戚のお兄ちゃんの卒業大学で、

学部も同じです。


お兄ちゃんは公立の進学校から受験戦争を通って国公立大学の受験に失敗し、滑り止めでの入学でした。


そういうゾーンの大学なのと


文理融合で、英語にも力を入れているという

学部なので


様々な繋がり方と

人にも多様性がありそうです。

そこも魅力です。


そしてもう一つ


実は、学部は違うけど

旦那が卒業した大学でもあります。


旦那は一浪して入っていますが コッソリ(笑)




私の従兄弟、息子にとっての叔父も


同じ大学の別学部に推薦で入っていて(そこは偏差値が高く名大レベル)


先日、父の葬儀の時、


何故か第一印象で「いい感じの方、話し易そう!✨」とそう評して、


実際、同じテーブルで食事をしながら、

大学について訊ねていました。


息子にとっては珍しい事でした。



そんなこんなで


何かと、親近感が湧く大学だったのでしょう。




本当は、息子的に挑戦可能な


もう少し偏差値が上の大学がありましたが


息子には印象が悪く💦


その印象は


2度の見学でも覆る事がなくて💧



『もし両方受かっても、自分は父ちゃんと同じ大学に行くからね!』と宣言も変わらなかったので


ならば、と、


受かる確率を上げる為に


希望大へ推薦をいただいて受験することに。


もちろん偏差値の低い息子の高校に指定校推薦枠などある訳がなく、


公募型の推薦枠での受験でした。


ただ、


全国模試でも

そこそこ取れるようになっており


その大学を一般入試で受験しても

よかったんですけどね。



推薦の試験内容は



❶高校の内申と、

❷英語の筆記試験

❸小論文

❹グループ面接でした。




英語は出来て当たり前、と思われる

インター出身の息子ですが


英検準一級は、


ネイティブが家にいるわけでもなく、少学部6年間だけの英語環境では


簡単には取れない事は英語で生きている界隈の人は知っているので


息子の準一級は努力だと評価されるのです。


実際、そうで


努力はしていました。


ただ、自然に染み込んでいる分


日本人が受験の為に国語を勉強するのと似た感覚ではあったと思います。


そうである事は、選択した環境の恩恵でした。







偏差値はあってないようなゆる〜い高校


でも、


3年間、定期試験はきっちり取り組みました。


勉強する、という空気が皆無の同級生の中で


友達に流されず、マイペースに取り組む事ができていた事の方が


私には驚きで、感心した所でした。


評定は、ほぼパーフェクト。(体育とか音楽とか、不器用だから無理だけど。)


高校では楽しんで役員活動をしていた事も

内申点が上がったポイントかと思います。




英語の試験に関しては


息子が受けた学部の試験は、


一般的な推薦受験の試験内容で


帰国子女枠での受験ではありませんでした。



英語の試験の点数が取りやすい事を思えば

インター出身の強みを活かせました。




時々


留学から帰国子女枠での受験や


インターナショナルスクール時代の経歴からの受験をやっかむ空気を感じますが


私は全く


やっかみを受ける対象だとは思いません。


やっかむ側の人も選べる可能性はある


選択肢なのですから。



逆に考えると


私からみたら、その人達の子の道のりは


羨む対象ですが


私はそうしません。




ただ、違いがあって


私達の人生ではない、


私達はこれを選んでいると自覚があるからです。




何を捨てて


何を大切に想い、守り、体験し


何を得たか



やっかむ人には


到底想像できない、良い面も悪い面も


私達は受け入れてきました。


真剣で、必死でした。




支払った代償も大きかった。





私達の家は裕福ではなく


真逆でした。(です。)


それでも居場所を求めて


私も諦めるものを諦め働きサポートしました。





手放して


見える景色が変わって


現れたものを掴む


その繰り返し。



それを


もしかしたら 


運というのかも


生きるゾーンを変えると言うのかも




変化の連続でした。


ただ、ただ、


その繰り返し。


今でもそうです。





引かれたレールがないと不安な人、


価値観や自分を変える決意や勇気がない人


愛するって何?と


深く向き合う心がない人には


決して踏み込めない世界だと思います。




メリットだけを羨んでいるのは


お門違いなので


私は、そういう人の態度には全く揺れません。




ただ、同じように




不安だけど、


先は見えないけど、


今、子に必要な環境を


勇気を出して選んでいる保護者さんには




こんな道もあったよ、という事を


書き残しておきます。





もっとユニークな道を辿って

社会に出てゆく子達もいます。


多様性を許すなら


道は色々あるはずです。





身バレを考えて学校は言いませんが、


偏差値だけで言うなら底辺です。


それでも


地元では安売りをしていない、私大への


受験は可能でした。




時代は少子化で


学び方の多様性を、


大学側も差別をしない方向へ


変化しているようです。




以前のように、


所属している学校のイメージや名前で、


ジャッジされにくくなってきている。


本人の成長と結果が有れば


超えられる壁、になっている事を


息子の合格で、実感しました。



合格を報告した校長先生の喜びはひとしおで、


感無量、という感じでした。


一般の推薦受験だったので


先生方にとっては「学校が認められた」という感覚でもあったのでしょう。


息子へ「この結果は後に続く生徒への指標になったと思うよ。少し恩返しになったね。」と声をかけました。


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年末に、息子が通ったインターナショナルスクールの同級生のママさんに会います。


息子と共に


インター小学部、創立初の最初の生徒になってくれた、たった1人の同級生でした。


そう、始まりは生徒たった2人だったのです。(でも、このインターはそこから急成長遂げました。)


ママさんから連絡がきて


本当に久しぶりに、約8年振りぐらいに?


再会します。


あの小さかった私達の子どもが、もう大学生だなんてね〜、と感慨深く


メールでやり取りしていました。


遠くに行ってしまったご家族だから


転勤後は一度しか会えていなかったけど


何故、今、お誘いがまた来たか?というと


多分


その同級生の弟さんも( インターから日本の学校に転校済み。)


来年、息子と同じ系列中を受験するらしいのです。


きっと、内部事情などの話と、ライブでしか伝わらないものを確認しに来るのだろうなぁと思います。


何度か、インターナショナルスクールから日本の中学に戻った息子の近況は


ありのままを話していたので


きっとママさんも弟君の健やかな成長を願って


その中学入学を選択肢に入れたのでしょうし


決めてはいても揺れない力が欲しい時でしょう。


だから、今、私に会いにくるのかも。


人は誰かに会う時、この人ならきっとこう言うだろうな、そう予想しているものです。


会ったら


沢山のエールと労いを 送ろうと思います。


向こうで


いろんな事があったんだろうな・・・


(その中学を選ぶ事で背負うデメリットは、今はまだあるのです。それでも入学のメリットを取るのは、愛です。)


きっとたくさん頑張ったのでしょう。


選択だけでもそれが見える気がしました。


おめでとう✨


そう 祝福したい気持ちです。


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インターの小学部3年の時に


その御一家の転勤が決まった時は


心にポッカリ穴が空いた気持ちでした。


学年に同級生は増えていたけど


最初に2人で始まった時に出逢った


その女の子の存在感は


とても、とても大きくて


1人で5人分ぐらいの存在感がある


ピュアで中性的で魅力的な女の子でした。


息子も知らせを聞いて直ぐ、涙目でした。


でも、仕方がない。


彼らのいないインター生活を受け入れ


過ごしていたら


新しく赴任される校長先生御一家との


出逢いがやってきました。


その御一家にも、どれほど、救われたでしょう。大切な友との出逢いにもなりました。


思えば、


必要な時に、


必要な人がやってきてくれました。



最近、そのミラクルを実感しています。




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👇は今日の朝引いた、アプリのカードです。


私はこのアプリでカードを引く時は神社で御神籤を引く時のようなものだと解釈しています。


シンクロニシティに耳を傾ける


心を開いて。




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魂で分かち合える人とは


縁は切れないんですね。




遠く離れて、少し疎遠になった間に


それぞれが体験する必要がある事を


体験している。




それが流れなのですね。




密接に、繋がったまま


自分の体験をうまくできない時がある。


同じもの目指しても


分かち合えず、不協和音になる。


そういう時は、


神さまが


うまく距離を調整してくれるかのように


しばしのお別れ、


必然の距離が


生まれるのかもなぁ、と


最近 改めて思います。


((ちなみに、これを神様とか書いちゃってますが

私は基本的に宗教的な神を設定して、心に置い

ているわけではなく、そういう仕組み、法則を古代の人が擬人化して神と呼んできたのかな?と解釈しているのです。))




一緒に、その魂の旅を過ごせない事が


多々あるのは


当たり前の事


当然なのですね。


皆、持っているものが


違うのだから。


体験から得ている知識も実感も違う、


抱えている痛みも、傷も、学びも違うのだから。


何が正しいか正しくないか


どちらが優れているかとかじゃ全くなく



ただ、一緒に居られない時があるのです




でも、


魂の


目指すもの


大切にしたいものが同じで←ここが最も大切


それぞれに勇気を出して生きていたら




いつかちゃんと


人生がクロスする時期がくる


それが縁。




その時に、


分かち合えばいい。




そういう仕組みを 


ヒシヒシと感じながら


今、生きています。





年末の再会は


今年2つ目の


その人生がクロスする


ゴールデンクロス✨だと思います。

(1人目は父の事で支えてくれた学生時代の友との再会!)




さて、大学合格


少し大きな区切りです。


今日は、


お祝いです。