境界から見る景色

はじめましての気持ち

空と宙

「空が好き」


惹かれる事は当たり前過ぎて、


この想いを、


カテゴライズすらしなかった。



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外に出ると、


目は、


大抵は空を追っている


変わりゆく様を。



私のスマホの写真のフォルダは空だらけ。



子どもの頃から、ずっとそう。



多分、私にとって


空は、「問い」と「答え」が生まれる


アート(芸術)なのだ


変わりゆく、


この瞬間しかないアート





苦しくなると


広ーーーーい景色が見たくなるのも


雑多な街を含んだ空、ではない


純粋な空をみたくて。




雑多さは、


心の苦しみとリンクするから。




どれだけ広い景色に、


広ーーーい、空に


救われ、力をもらってきたか。



空は


どこにいても、


どこからも見上げられる。





こんなに大切なものが


当たり前に、


目の前に、今も広がっている事を


ありがたく思う。




心動くものが


見上げれば、ここ、にある事は


幸いなのだ





最近、気がついたのは


どうにもならない、と悟った苦しみに


向き合うと決めている時は


特に、


夜の空に惹かれるのだ


長い間


人生の大半は


夜空に惹かれ続けた。


夜に外に出たくなる理由だった。



今は、どの空も好き。


朝も、昼も、夕方も、夜も


晴れも、曇りも、雨の日も、夕空も、夜空も




ふと思った。


夜の空は、


宇宙を見上げていたのかな、と。




宇宙の話も好き。


宇宙の人の話も好き。




宇宙の理に心が向くのは


苦しみからの逃避 (心の栄養ともいう)


 だろうな〜と


思ってきたけど




最近は


その観察も


自虐を含んでいたなと思う。




惹かれる事を


そのままに感じ始めたら




子供の頃、


空に向かって


心から願った事を、思い出した。




あぁ、そうだった!




鳥肌が立った・・・




もう、素直に生きよう


また取り戻そう


そう思えた。





私の心の中には


色んなものが渦巻いているけれど


その中の


最善の願いに対して




全部が繋がりあって


絶妙に、流れている事を願う。


そうである事を。