境界から見る景色

はじめましての気持ち

藤の花



これは、私が過ごした保育園の藤棚の木


もう保育園は移転して、


跡地に放置されている藤棚。


まだ生きている。


すごいなぁ


花は咲くんだろうか。


去年は花の時期は行けなかったな。


今年はまだ早かった。



この藤棚は


私たち子どもを、日差しから守ってくれた


砂場の上の藤棚だった。




ここ数年、保育園跡地に3回ほど足を運んでいる


何故か、行きたくなって。




記憶と違うものも発見した


マンデラかなぁ


------------



とても上手に設計された構造の保育園だった


ちょうどいいサイズで


必要なものがピッタリ収まっていた。


子どもながらに、


しっくり感じていた保育園だった。


大人になって


この保育園と、


合併した隣の市の図書館は


特別に洒落たデザインでもないのに


とにかく、好きだなぁって


行くたびに思った。




風水みたいなものかな???


しっくり、ちょうどよく、無駄がないの。


人がそこで過ごす事を


きちんと心を尽くして考えられている


そういう設計なのだろうと思う。


それを感じた。


これも(空間との) 対話の一つのカタチかな




保育園には


階段を何段か上がる形で


園庭に入った。




園庭には、なだらかな小山があって


そこには大きな楠がそびえていたな・・・


落ちた葉っぱを揉んでは香りを嗅いだ。




鉄棒があって・・・


ブランコがあって・・・


砂場があって (藤棚も)・・・


手洗い場があって


登り棒に


ジャングルジムに、


革新的な遊具も一機、途中から入った。


国旗を掲揚するポールもあったな。




玄関を入るとずらっと下駄箱


そこから始まる廊下は


ぐるっと円形の


オープンな回廊で




玄関から左は 


舞台付きの体育館ホール


玄関から右は 職員室で


職員室からは園庭が見渡せた。


窓上にアナウンス用の拡声器があったな



回廊の廊下のどこからも


2段のステップを降りて中庭に出ることができた


回廊にぐるっと囲まれた園庭の中央には


浅いプールと、2つか3つのシャワー




赤ちゃん組


年少さん


年中さん


給食室


トイレ


年長さんの教室が


中庭周りに配置されていた。




そういえば、その一角に、


教室ではなく屋根のない「外」部分があって


そこには小動物の小屋もあった。


園庭ではなく


半分クローズな空間の中で


大切に飼育されていた。


あれも、良かったな。





今思えば、


どれも小さなサイズだったんだろうけれど


子どもの私にはどれも大きく、立派に見えた。


無駄がなく、


ちょうどよく


素敵な


守られた空間だった。


------------------------




今日は藤棚へ


老人2人を連れて


藤の花を愛でに行ってきます。




昨日、社協で車椅子を借りて


ぎゅうっと小さな車に詰め込んだ。



無料で借りれるんだって。


ありがたい。



お昼ご飯、何が食べたいかな・・・


お花は何分咲きだろう・・・


----------------


【追記】


花が散り禿げ棚だった(笑)


今年の藤まつりは5月5日までで

2023年見頃は5月上旬までって


ホームページにはあったのに😅


5日過ぎてても(今日は10日💦)


少〜しぐらいは残ってるかなぁ???


と思ったけど


見事に!


本当に見事に禿げてて


何もなかった💦




そこから2つ市をまたぎ


父が食べたいとこだわっているものを


食べに連れて行った。


食べる量はかなり減ったけど


欲があるだけまだね。


父的には、車に乗り込んだ時から既に

藤はメインじゃなくて、


食事がメインだったようで😅


藤見物は大失敗だったけど  


ガッカリ感もあまりなく良かった💦


呆けてくると情緒より


ダイレクトな「欲」だね。


去年はギリギリ、杖で藤を見に行って喜んでいたのに。


これも希望だった


念願の散髪をしてもらって、帰宅


ボサボサがイガグリ頭に



-------------------------------



そして、明日は、循環器の受診日





最悪を予測して見据え


そこから


最善の日になる事を、


願うんだ