境界から見る景色

はじめましての気持ち

凸凹君、18歳の壁?

父の在宅医療での介護中、


私は完全に


単身赴任になっていて


帰ってくる時間は、長くて数時間〜数十分で


帰れなくて連絡すら入れられない日も多々ありました。



その間、2人でよくやってくれました。



意外にも、


私が居なくても普通に家は回っていて


ありがたいけど


ちょっと寂しいぐらいでした。



凸凹息子もびっくりするぐらい


受験生になっていて


帰って見ると、いつも勉強をしていました。



私の疲れたオーラ、切なさ極限のオーラは


消せなかったと思うけど


頼もしく思って、心は頼っていました。



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父が旅立って、少しして


まず旦那が体調を崩しました。



私も家に帰れたけど


心のダメージや現実的な身体の疲労の回復が

できていなくて


夕食を食べたら、もう起きていられなくて


倒れるように眠ってしまう日が続きました


夕食後の(食事は作ってた)片付けも


お洗濯も


単身赴任中のように旦那がこなしてくれて


甘えてしまいました。



暑さがピークに差し掛かる頃に、旦那が


クーラーに入っていながら、


朝起きたら 熱中症のような症状になっていて

心配しました。


病院に行って点滴をしっかり入れていただいて、夏バテの漢方薬が処方されました。


疲れが溜まったんだと思います。


今は新しい企画が動いていて

本当に忙しいだろうから。


申し訳なく、


うちは個人経営なので、ここで旦那が本当に倒れたら、と思うと、恐ろしくもあり


父の死に関連して起こった出来事に、実働も

気持ちも向いていたけれど


今ここに戻らねば、と身が引き締まった日でした。


本当に、


(あ、そうそう・・・これが我が家の日常だったなぁ〜)


と、思い出し、



自分の心と身体が「今ここ」に戻ったな〜と


何というか


言うなら、「父の死の前の私の生活の空気」に

戻ったなと


自分でも感じた


まさに、翌日に


今度は、凸凹息子が不調を訴え💧


(・・・・あ、これは私のせいだな。)と


直感しましたね。



まずは、旦那と同じように


夏バテの胃腸症状でもあるから


手当てをしつつ


身体の訴えをよく聞いて


それこそ撫でたり揉んだりお灸を据えたり


スキンシップも増やしました。


でも、


訴えは続いていきました。


自律神経が乱れてしまったような


ちょっと、鬱っぽい感じにも思えました。



確かに今年の暑さは何かが変!だから


敏感な凸凹息子は響いていそうだし


私が壊れそうだった事も

子として怖かっただろうし


自分を気にかけてくれる親が急に消えた変化も

実は、無意識で不安だったかも(旦那はいたけど旦那も一杯一杯だったはず)


でも、


他にも重なった「何か」があるんだなと


少しして悟りました。


受験かな・・・???


ずーーーーーっと勉強してたもんね


誰に言われた訳じゃないし


通う高校はそんな空気はカケラもないのに


何故かそうなった事が不思議だったよ




性格で、取り組み始めたら


完璧主義にハマってしまったのかも。



私は、完璧主義に陥るのは


息子にはデメリットの方が大きいと思うし


身体がストップ!と、そう表現したのなら


それでいいよ、と思うので



『受験が嫌ならやめてもいいし、勉強もやめても良いんだよ。


方向転換したいと思ってるなら、したらいいよ。今からじゃできないと思わないで勇気を出してみて大丈夫だよ。


今から何かを認めたら、一年をふいにしちゃうと思わなくていい。それも人生。流されてしまってから方向を変えるのは難しいよ。


凸凹息子が行きたい方向で良いんだよ。


息子は、これは言っちゃダメって思う事があっても、私達にはそれはないよって伝えておくよ。


私達の中の期待が凸凹息子には読心術みたいに感じちゃうのかも。それはあるのかも。でもそれは私達の満たされなかった心であって


見えたとしても許してね。


でもね、凸凹息子が自分の口から言うことに、耳を貸さないなんて、私達は絶対にないよね?(息子も、うんと) あり得ないよ。


だからね


なんでも言っていいんだよ。


自分で気づかない想いを、身体に話させているかも?って少し、可能性を考えてもみてね。』


そんな感じの事を


何度も何度も


一緒にタラタラ〜っとしながら伝えました。




無意識を浮上させたら


心や体を解放できるっていう体験も

できたらいいな、と。



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漢方の先生には


最初は夏バテだね〜って言われたけど


その後に


症状がくるくる移り変わる感じとか


訴えの神経症っぽい感じが


自律神経の乱れみたいになっていて


『ここまで続くなら、まぁ体質と思って

ゆっくり付き合っていかないと。直ぐには良くならないと思うよ。

18歳位の頃の節目に色々現れてくる子がいるから、ちょうど色々重なっちゃって症状が出たんだろうね。女の子は便秘とかで出る子が多いけど、男の子は逆だね。』


なるほどね


昔、知り合いの男性が


本当にちょうど高校卒業した頃


はっきりとプレッシャーがきっかけで

過敏性腸炎(特定のパニックで)っぽくなった人を


2人知ってるんだよね。


え???そんな心理的な事で?と

思った事と


何故、2人も同じ時期に似た症状になったんだろう?と、思った事を思い出した。


心と身体は繋がっているけれど


それが響きやすくなったり

特定の臓器に症状が出やすくなる


特定の「年齢の節目」もあるんだろうなぁと


漢方の先生の言葉を


すんなり受け入れたのでした。


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今のところ、凸凹息子は、


受験の、方向転換はしていません


行きたくないわけじゃないらしい。


受かるかどうかのプレッシャーだったのか?


完璧主義っぽい勉強の取り組み方のせいだったのか?




身体の訴えをし始めた頃から


完璧主義っぽい勉強の仕方は、消えました。


それでいいと思います。


無理のないペースで十分。


それで行けるところを、

凸凹息子も受け入れたら良いんだよ


私達も、受け入れるよ





受験生に「スイーツ食べに行こう〜!」

「良い天気だから出掛けよう〜!」とか


あえて言ってる。


元来の性格が


生真面目で融通の利かない部分と

相反するように、真に自由な部分があって


2つのバランスを取るのは難しいだろうな


頑張れ、凸凹息子



お昼ご飯に『シーフード入りトマト&バジル味のピラフ』を作って出した。フライパンごとでごめんなさい😅


その息子の横で、堅いポテチを少々摘んでいたら、スルリと息子の手が伸びてポテチを!


口に入れるかと思いきや


ピラフに振りかけた(笑)


「・・は? はは🤣うん、わかるよ。美味しいかもね。」


と、私。


「うまいよ。」と真顔で息子。


自由でいいわ。


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第一志望の大学の受験は


あと1ヶ月半???位


実は私、今日まで


正確な受験科目を把握していなかった



方向が決まるまでは


心を尽くしたけど  


あとはバタバタが始まって


旦那と学校にお任せになっていた



申し訳ない気持ちはあるけど


私が関わらない方が


うまくゆくようになっていた必然だったのかも、と想ったりもした




どうなってゆくかわからないけれど


最終的に、ご縁が生まれた大学が


きっと


必要な場所なのだろう




そう気持ちを切り替える柔軟性を


今から意識しておこう