境界から見る景色

はじめましての気持ち

つん読と吉本ばななさん






積む➕読む🟰積ん読



この言葉を知った時


上手いこと言うなぁと感心して


お仲間がたくさんいるんだなぁ〜と


改めて思いました。




そう、私は


積ん読の人


でも、これはこれで


意味があるのです。




開いた本の一文だったり


景色だったり


惹かれて手に入れて、そこにあるのですから。



その一つでもある


『吉本ばなな』さんの


どくだみ ちゃんとふしばな9

生活を創る(コロナ期)


という、ブログをまとめたブログ本を


最近、手に取りました。


ペラペラめくって目に止まった言葉がこれ↓



【本より抜粋】


---- 私はよく「どんなひどい時でも半分はいい側面がある。総量は変わらない」ということを言いますが、そうするとたいていの人が「いいほうを見ればいいんですね!」と言います。


それは違います。

常に総量をただ見る、それだけなんです。------


【抜粋終了】




この一文には


ただ、ただ、共感しかなく


それを端的に言い切る「技」と視野が


流石、プロだなと思いました。


そしてこの姿勢は、


絶対に、他の出来事にも通じています。



こんな時


一瞬で買う事を決めてレジに行くのです。



ある意味、購入は「感謝代」です。


私の人生に共感を ありがとう!


言葉でみせてくれて ありがとう!の代金、


なのです。


教えてくれてありがとう、ではなくて。


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私は、小説は滅多に読みません。


自分の人生の波を味わっているので


創作された波を


あえて味わう意味も見いだせなかったし


そもそも、余裕が、ありませんでした。




小説という創りものに


魂やリアリティを感じるには


書き手の、


相当、己に切り込んだ勇気や


もしくは、ジャッジのない率直さや


切実なピュアな何かが


文章に乗ってこないと



私は、引き込まれる事は無いのです。


なので ほぼ


読むのは


エッセイや、

実用本や、

blog本です。


それらから得られるものを


小説よりドラマティックに感じて


ゆけるので


小説が要らないのかも。




それらのジャンルで特定の人のものを


気に入って買っていても


その作者のファンか?と言われると、 


少し違うのです。


一般的な人が抱くファンの気持ちは、

作者が求めるものだろうけど、



私は、全くそうではないな、と思います。


それでも、ご縁で出逢った時には


ありがたく読ませていただいている、存在です。