境界から見る景色

はじめましての気持ち

秘技「くるむ」




ふと気づくと、


凸凹息子が私の布団に寝そべっている



ふふふ🫢、と思う



息子の部屋は北側で、


日によっては


底冷えするので


自然と温かい場所に寄ってくる




が、旦那の布団には


何故か寝そべる事はない(笑)



「父ちゃんの布団、空いてるから、あっちに行ってよ!」と言いつつ


本当はちょっと嬉しい・・・



布団の横から、足を突っ込んで


私はトの字になって


暖を取る




まぁ、コタツが無い家の


コタツのようなもの。



でも、私の布団を選ぶ選択に、


小さな頃の面影を見て


微笑ましくなったりする。



凸凹息子的には、


クッションがこっちの方が良いからという


理由らしいけど。




お布団を掛け直す時の幸福感って


一体何なんだろう?


そして、何年もあの作業を


無意識に起きては繰り返した。



小さな頃は


息子に「秘技 くるむ!」とかいって


布団の隙間がないように


くるんでいた。





まぁ、子離れできてない


親の戯言です。




息子が 


ぎりぎり17才のうちに


残しておこう。





今、布団に突っ込んだ足に


息子の足が重くのしかかっている


邪魔だし重いけど


これも


幸せな時間です




後から思い出す


かけがえのない幸せなのだと


知っています。