境界から見る景色

はじめましての気持ち

模写




習い始めた、絵の教室のお話です。


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描きたいイメージを探る作業は


心が動くものへ 心を開く、


という作業なので


楽しいし、興味深いです。


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お教室で『今ここ』にいて、


感じた 率直な事。




契約した教室は、


契約前は


描くものに対して


講師は「自由」だと言ったし


本当に、そうなのだろうと思ったのだけど



あれ?? そうでもないかも??と


察知してしまった💧💧💧


残念。





私が、今、惹かれるのは


そして、今描きたいものは




ちょっとダークで


影がある世界だったり


うちに秘めた混沌を


感じさせる人だったり




でも、講師は


描くものは「笑顔の方がいいって」と、


言い切ったの


軽〜く今、やばい事言ったよねアナタ、と


愕然・・😱



私「え???」と。



講師「笑顔の人を描いてると、自然とこっちも笑顔になるし。」と



私「あぁ・・確かに。」


と、配慮して返してしまったけども・・・




内心は


絵の世界でも、まさかの・・ポジティブ教?😱


マジか、あり得ない💧


アートの世界で、それは無いわ💧


ポジティブ教は、なにであれノーサンキュー💧



そんな心が渦巻いた(笑)



お教室通い、


たった3回目の悟りだった💧💧💧



でも、今は、


まだ通うメリットがある。




講師にしてみたら


「私が主催する教室なのだから


生徒の作風も「自分色」に染めていきたい!」


そんなエゴも


わからなくはない・・・


講師、あるあるです。



ただ、私は合わないのですよ。


そういう世界に。



なので、


今後も迎合はしないで


これが描きたいんですぅ💕と言い切って


自分が描きたいものに、正直にいようと


思いました・・・


それじゃなきゃ


少なくとも私にとっては、


描く意味が、ほぼなくなるので。



この、お教室は


今、いくつか意識できてるメリットが


消えた時が去り時。


去る準備も、同時に始めよう。




次に習う時は


教える事に価値を感じてやっている人に


デジタルで絵を描くコトを習いたい。



探そう❗️❗️❗️



その頃には


少なくとも


集中する事・描く事を自分に許す事に


慣れているはず。


そこまで行けば十分。


私は、


ただ、私の世界観を、


目で見える一枚で表現してみたい。




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通っている生徒さんからは


押し付けは感じないのだけど、




今日、上の会話を講師として、


気がついた。




生徒さんの作品は 


みな『笑顔』😱😱😱


作品集に収められている作品も、


皆、基本、・・・笑顔😱





なるほど・・・


そっかぁ・・・


そうなのか・・・


染まっているのか

迎合しているのか


わからないけれど・・・


それで いいんだね。

それが いいんだね。



描く側、表現する側に


切実さはないし


葛藤もなければ


迷う必要もないんだろうな。




それはそれで、幸せな事だし。



皆、描く意味も、必要も 違うもんね。




笑顔の人を描いている講師や


生徒さんの姿は、


どこか羨ましいけれど




でも、


私が???


それは、違うんだよね・・・


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今日は、記念すべき日でした(笑)


四十数年ぶりに・・・


他人の絵の模写をしたのです。



講師から、「次回は模写したいものを持ってきて。それを模写するから。」と言われていて


私がピピっときた人物の絵を持って


その絵を模写してきました。




家で練習してから行こうかと思ったけれど


やっぱり、なかなか、


向き合う時間を 許せなかった。




当日、ボロボロでもいいや〜


一発勝負で描こうと、諦めた。



〜〜〜〜



今日、私が持ち込んだ絵をみて


( ・・・素人がいきなりこれ描くの???) と


講師によぎったのを


間と空気から


読んでしまった






( まぁいいじゃん・・・ダメもとだよ。だって模写だし。真似るだけじゃん。惹かれる絵で、簡単そうなものに出逢えなかったんだもの。)


とか、内心で、言い訳のように呟きながら



でも、描き出したら


どんどん集中していって


結構、いい感じに模写できてしまった。




正直、家に飾ろうかなぁと思うぐらい。


嬉しかった。


わくわくしたし、楽しかった。




が、


ここで問題が。





講師が。


何かを抱いたようで。



その「何か」は わからないけれど




正直、その違和感に


まさかと、思った。


こんなぐらいで???・・・





その日、初めて模写をしている様子を


見せたのだけど


一言も


褒められなかった。



前回までは


写し絵でなぞっているだけの時は


褒たのに。



私は


講師と、他の生徒さんとの雑談を


小耳に挟みつつ


ちょっと加わって一緒に笑ったりもしながら


でも、基本、


集中で描き終えた。





一瞬、講師が私に「模写(は)  うま・・」まで


俯いて描く私の頭上で言いかけて、


言葉を飲み込んだのを


聞き逃さなかった。


けど、途中で言葉を濁して飲み込んだので


聞こえなかったふりをして、描き続けた。





最初に何度も飲み込んだ何かがあるから



「え!?模写うまいじゃん!」


「結構、描けるんだね!」


「何か描いてたの!?」



そんな会話ができなくなる


心の動き


間の悪さが生まれる瞬間にある心を


私は知っている。




タイミングを逃した講師の


心にあったものが透けて見える気がした。





そして 「模写【は】うま・・ゴニョ」


この【は】に宿る心の葛藤、プライドを


感じた。



寂しい。


私はアートが好きで得意だったけど


潰されて


学校の課題以外に


自分に描くことを許さなかった人間です


決して今も自由に描けないし


画力もない素人です



それでも、何かを感じたなら


それは講師側の問題でしょう?



ある意味、光栄なのか?


でも、生徒としてのメリットを全部失った事を


一瞬で悟った瞬間でもありました。




時間がきて講師は「だいぶ仕上がったね。」


これが、今日の言葉でした。






たった一回で、




無意識に


先生の中でどの位置に自分が置かれたか、を、


理解してしまった。



複雑な心境に。



でも、これ実は


アートに関して


私の『今生のテーマ』だった。



まさに、


ここで、繰り返された。



鳥肌もの。



父の死から見切ったもの。


ずっと、ずっと人生で


それぞれ違う妬みであるけれど


家族から、受けてきたもの。



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アートに関してのみ言うなら


私は、姉に


私の模写について、妬みからの言葉と態度で


心を刺された日から


一度も模写をしていないのです。




姉以上に、秀でてはいけないと


暗黙の了解で


家族全員から


諦めさせられてきた分野が


アートだった。




父の死にまつわる出来事から


人生を振り返る時がまたきて




その痛みや悔しさ、


自分で自分を大切にできなかった

悲しさに触れきって


取り戻したい、


そう思っていた事が


教室につながった きっかけだったの。




図らずも


講師から、同じ空気を感じるなんて。


鳥肌、以外ないし


本当に


流れって、完璧なんだ・・・って怖くなるほど


シンクロニシティだらけ。




まぁ、講師にとっては


妬みというより


( ちっ! 自由に描きたいように描いていくだろう、私色に染められない奴が入ってきちまったぜ!)


そういう 葛藤だったのかも



でも、私には


姉から投げられたものと似たもの、も


微かに感じた瞬間だった。




これに対して


どう振る舞う?



また諦めるの?


迎合して自分を抑えるの?



そう、問われている気がした。





父の死際に企てられた事から学んだ事は


妬みがみえたら、


縁はない、と悟るしかないんだ


という事。




その人から


分かち合われるものは、ないの。


陰で、足を引っ張られ続けるだけだから。




妬みに自分をあずけ、


流されることに慣れている人は


中毒者と同じで


簡単じゃないの。


ロックオンされたら、面倒なだけ。





相手の問題を


私が背負わない事が、大事。




おもねって


自分の欲求を押し込めたり


諦めたりする必要もないし



安易に、許すのもよくない。




心を開くのに相応しいかどうか


見極めて自分を大切にするの。



人を信じすぎない事も


私の責任だった。




講師を


ありのままに感じました。




私も、心のままに


行動するよ。




今のところは


教室に通うメリットを取る。


でも、


道は 今を感じ続ければ


諦めなければ


自然と新しい場所に繋がってゆくはず。





せっかく出会ったお教室で


喜びからの、


しょんぼりな急展開だったけど



がっかりしていない。




教室と繋がって


始まった事なのだから。



とってもありがたい、


ワンステップ。


ただの通過点だわ。