境界から見る景色

はじめましての気持ち

友のこと❷


2度目のマコモダケさまのお取り寄せ✨


友人がいる農業共同体から買っているのですが


前回も今回も、友の気を使わせないように、

ネットから、こっそり購入してたんです。


が、


昨日届いて


さてさて 皮むき作業するか〜♬と

箱を開けてみたら・・・・


マコモさまと一緒に

一筆箋とたくさんの贈り物が✨



(まだ他にもあるんです)


友人が、偶然、発送作業を手伝う事になって、


私が2度注文を入れてた事に気がついたんだそうです。


注文したマコモさまの金額をゆうに越える


心尽くしの贈り物がギューーーっと

箱に詰め込まれて届き


懐かしい筆跡をみて


泣けそうでした。


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20数年来の友人です。


私がまだ、来るもの拒まずだった受身な頃、

友人から、私との縁を繋ぎ育ててくれました。


ある境目で、私は価値観が反転したんですが


その時、見えたのは

友人の類い稀な繊細さと優しさでした。




私が知る中で、


息子と同じぐらい←親ばか(笑

ピュアで、ぴかぴかな魂の人です。


何も肩書きは持たない人だけど

最も尊敬する人です。


もし神がいたとして


世界を終わらせる時にノアの方舟に

真っ先に乗せるのは、彼女達だな(息子含む←親ばか


そう思っている人です。




私は「こうあるべき」という気持ちを、

この友人には持つことはありません。



私は出来た人間ではないので


不思議でした



自分の中の「こうあるべき」に

勝手に縛られて苦しむし、

それを他者に押し付けている事もあります。



でも、この友人には


持たないのですよね・・・。


お互いに自由です。


返信や、連絡がずっとなくても

私も、していなくても


繋がらない時の理由も


自分が否定されているとは、想像しません。



何が違うのか? 考えた事があります。



私は彼女に

絶対的な信頼を持っているんですね。



多種多様なアンテナを持つ私の姿を

ありのまま出せて


話についてきてくれるのは

彼女だけです。


それだけでも稀有なのに


でも、それについて


身勝手なジャッジや批評を

絶対しないだろう、と知っているし



私を軽く落として気持ちよくなろうとか、

無意識に相手の不幸を願う想いを


絶対に、投影しないという事も


信じていられるのです



100歩譲って、友人も人間だから


妬みや嫉妬のような感情を

持つ事はあったとしても


それを人を使って解消しようとは

絶対しない人です。


違う方法を模索して手放す事を

やり切る人です。





今、彼女は一応、隣りの県ではあるけれど


まわり込んだ端っこにいて、実際距離はあるし

交通事情的にも、遠くにいる気分なのですが



遠くても、


存在していてくれるだけでも


十分、ありがたい人なのです。




もしかしたら、世間では


こういう存在が「親」なのかなぁと


想像したりします。




私に親はいるけど、

ある意味では、いない、という状態なので


永遠に正解はわからないだろうけど




親じゃなくても


無条件に信頼できる人に巡り会えたのだから


幸運ですよね。


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この友人から、手紙やプチ贈り物は

よくもらっていたのですが


子育て中、そのタイミングが


もう・・神がかっていました💦


私が


特別凹んだ日や


特別勇気を出して選択した日


ポストに彼女からの

温かな、お届けものを見つけるんです。


そのタイミングに、

どれほど励まされていた事か。



昨日は


昔ほどの切実さでは無いけれど


違和感ある空気をそのままにしない

アサーション、という意味で


少し勇気を出した日でした。



このタイミングで友人から贈り物を受け取って


私的には、「あ!神さまから合格貰った。」


そんな気持ちでした。



まだこのジンクスは健在なんだなぁ〜✨と



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彼女のアンテナは


感度が良くて とてもとても繊細です。


これまで、生きづらかった事は

知っています。


進学校で不登校になって

トラウマを抱えていました。


まだ彼女は立ち直っていなかった頃に

私達は出会いました。


でも、今いる居場所に出逢って


本当に生き生き、今彼女は生きています。


「初めて、私、人が好きだったんだな〜好きになりたかったんだなって知った。一気に大家族になれたし。」と


言っていました。


私は、彼女のようなぴかぴかな魂の人が

生き辛い世の中の方が


狂ってる!!と


はっきり思っている人間なので


彼女が自分を生かせる

居場所を見つけた事は



とても嬉しかったし、


この世のもろもろに

絶望的な気持ちになる事が多い私にとっても、


大きな光✨でした。


ましてや、息子を産んでからは、


なお!




この農業共同体はすごいなと


素直に思います。




こういう生き残り方もあるのか、と


視野を広げてもらえました。




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息子のスマホに


2つ「お気に入り」に入れてもらった情報があります。


一つは


その友人がいる農業共同体のホームページ


もう一つは金沢で展開している共同体?の

ホームページです。石川県では有名だと思います。



万が一、私達夫婦が、何らかの事情で

2人一緒に居なくなってしまった時の為に、です




どうしても苦しくて

誰にも相談できなくて

わからなくなったら・・・




この2つを思い出して!

アクセスしてみて!


と、伝えました。



最後の砦、だと思って絶対

消さないでね、と。



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私は


彼が自分の事を否定せず受け入れて

客観視できるよう


あるものと、無いもの

サポートを受けるためにもらった診断も


包み隠さずオープンにしてきたので、


彼は


自分に無いものに関して


コンプレックスではなく

よくわかっているし


仕方がないものだと理解しています


コンプレックスに

今は思っていないけど


一歩間違えば、彼は

この世で捕食されるでしょう。


私は


下手な価値観を押し付けなかったし

抑圧して潰す子育ては


手放しました。


自由と放任についても

考え抜いてきました


この先、彼が潰れる方向の


働き方へも


彼が自分で、繋がらない選択を

していってくれる事を


信じています。


自尊心を育めたら

自分を生かせる場所に繋がれるはずだから。


逆に自尊心がなかったら

繋がれない場所があるんだと思うのです。




人はそうやって多層の世界で


実は、棲み分けていると思っています。





世の中には


自分が苦しんだ事を誇りに変えて


他者が苦しむ事を、無意識で望んでいる人がいます。


同じになれ、と引きずり込もうとする人が

一杯います。


どこにでも、うじゃうじゃいます。


一見、正しいことを言う振りをして

自分も騙している


そういう、似て非なるアドバイスに


引っかからない為の


視野と

強さと

愛を(確信を)


植え付けてゆくのです。


彼の生き残りは簡単では無い事は


もう、通常ルートをはみ出る時に

自覚していました。




そんな不安と共に模索する私に


友人の存在は


私に光をくれているのです




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また、もう一度


知らない世界を見よう。知ろう。





その心を思い出して


今後の事を


考えてゆきます。



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【追記】


農業共同体は ヤマ◯シではありません。




そういえば、ネットでググっていた時に


彼女のいる農業共同体に、

見学に行ったヤマ◯シの村民さんが、


彼女のいる農業共同体の「あり方」や「人」に心から感銘を受けて、自分達の共同体の在り方に大いに疑問を持ったという文章を読みました。


彼女のいる共同体には頻繁に、東京の有名大学病院の医療者や、大学の研究者の方が


人が回復してゆくプログラムやそれが可能になる理由を、見学しにくるそうです。


友人も、とある有名大学病院の先生に

共同体で感じた事をインタビューで答える機会を設けられた、と言っていました。


海外からもお客さんがよく来ていて

外から人を受け入れるプログラムやイベントや

ゲストハウスもある


開かれた風通しのいい組織です。


映画にもなった農業共同体なので、


誤解のないよう書いておきます。