境界から見る景色

はじめましての気持ち

贅沢


私は生まれた場所が特に好きでもなく生きてきた。移住したいとずっとぼんやり願うぐらいには、ここじゃない、感は強かった。


平凡な市街地で、何もない。


このセイタカアワダチソウの花の生食はここのブロガーさんから教えていただいたもの。


日本では勘違いで嫌われてるけど、西洋では立派なハーブだとの知識はあって、ハーブティーで飲んだ事はあったけど、


自分で摘んだ事はなかった。


どこで摘める?????


車で少し走らせたら農地はあるけれど

雑草を摘む事が可能な場所が思い浮かばない。


怪しげなオバさんになってしまうだろうな〜とも想像がつく。

アウェイな場所に入り込むのはNGだろう。


色々想像しながら、一つ思いつく場所に休日家族で行ってきた。


家からスムーズにいけば25分ぐらい?

でも、県をまたいだ。


初めて行ったけど、お散歩にめちゃ使えそう。雑草ハーブを探しに行った事で、結構近場に

こんな良いところを見つけられて、


久々にわくわくして嬉しかった。

緑が綺麗になる頃が今から楽しみ。


ここなら春になってまたセイタカアワダチソウを摘めそうだ。


私の理想の暮らしの場所は

自然の近くだった。

こういう木や草が生えているのを見ると

ほっとする。

野のものをいただけるって

最上級の贅沢だって思う人間だ。


でも、現実は

市街地に住んでいる。


雑草レベルに繁殖するハーブさえ

この辺りでは摘めないし、寂しいなぁと思う。


もっと大きな都市部は自然の代わりに

自然の一部である人間が自己表現して

街を創っているから、

常に躍動して変化があって、それも自然の四季の移り変わりのような刺激になっているんだろうな〜と思うが


中途半端な市街地は、自然もないし、かと言って、躍動しているような人の自己表現が溢れたお店もないから


ナイナイ尽くし。


でも、子を持ってこの場所で生きてみて

ハタとありがたみに気づく事になった


まずは医療。

大きな都市よりは多様性は無いだろうけど

医者をまだ選べる環境だった事

そして、救急で直ぐにお世話になれる安心感

(2回救急車のお世話になりました。心強かった・・・)


もう一つは、息子にあった教育環境が

ここだからギリギリ選べたんだろう事。

平凡で(褒め言葉)強い子だったら選択肢が少なくても、国に用意された環境で充分なんだろうけど。


あと、災害。


子を守りたいと思うようになって初めて

自分が生きてきた地が、多くの災害から守られている事を知った。


これは目が醒める気がした。

当たり前だと思って受けてきた恩恵だった。


自分が憧れる暮らしをしている人達の

高度な自立度と

手間暇かけた暮らしの苦労に対して

やっと想いを馳せた


田舎の里山や

海辺で暮らす方達を

旅に出掛けて垣間見るたび


尊敬の念というのか

ただ凄いなぁって、素直に思う


市街地に暮らすだけでも

色々精一杯な私には

望んでも 身の丈に合っていない

暮らしだろう


好きになれなかったここにも恩恵があって

導かれ居るのにも理由があるんだろう


この地の恩恵を知って

やっと氏神様に失礼じゃない姿勢で

「ありがとうございました」

「今年もよろしくお願いします。」


と、言えるようになった気がする。


野のものは、簡単に手に入らないけど

時々秘密の場所に出かけて摘み草をさせていただいたり

野山から集めて下さった方に感謝して

産直で買わせていただこう。


自分で収穫の喜びをつくりたくて

春からどこか良い場所で

畑が借りられたら、と思って探しているけど


この辺りにある 空き地の家庭菜園って

地主さんがご近所の知り合いにクチコミだけで貸してるようなところで、

私にはそんなツテがないし、


業者がいる貸し菜園は、これまた場所が中途半端に遠くて


まだ決断できていない


土地があるって良いなぁ

土があるっていい


庭があったら

きっと食べられる草や野菜や木ばかり植えてしまうと思う(笑)


今マンションで育てているのは

ドクダミ草(今季終了間近)

キダチアロエ(この秋花がついた!謎!)

両方とも食べる(つける) 前提で。


日当たりが良すぎて夏はプランター栽培では、枯れてしまう作物の中、

このコ達だけはすくすく育ってくれたから

続いている


ドクダミは子供の頃からあの匂いが大好きで、

凄くいい匂いだと思っていた。


葉を揉んで匂いを嗅いで(いい匂い〜!)って(笑)

友達は皆「オェ〜」って言うのが不思議でした。


生の葉は香草(パクチー)とほぼ変わらないと思う香りだから、料理のソースに使います。



美味しいお醤油&みりん

もしくは出汁醤油に

ニンニクすりおろし

生姜のすりおろし

胡麻油

粉唐辛子

ドクダミの微塵切り大量に!!


これだけで美味しいソースになる。

パクチー好きな人なら多分、好きなはず。


ベトナムではドクダミの葉っぱも付け合わせでパクチーみたいに食べてたはず。今でもそう?


そのパクチーを愛する文化の人達が

ドクダミを同じように使う感覚は、

私には凄く理解できる。


パクチーが日本で流行った時に

お!これはドクダミブームも来るかな〜♪♪♪と

思ったが、こなかった💧


残念


日本人って、外の文化から入ってくるものにはガードを下げやすいけど、

身近な事のへの思い込みを外していくのは苦手だもんねー


美味しいのに〜と思いながら


いまだ、誰に伝えても伝わらずにいる。


ドクダミは生の葉を料理に使うのが好きで

乾燥させたドクダミ茶になるとちょっと苦手。不思議。


今年最後のセイタカアワダチソウのお花を摘ませていただいて、


納豆に混ぜて食べてみた


私は菊科の植物にちょこちょこアレルギーがあるので(いいのか) 気をつけながら


大丈夫そう。

いや、とっても美味しい。


食用の菊より美味しいし食べやすい。

食用の菊は繰り返し食べたいと思わないけど

セイタカアワダチソウは進んでパラパラしたくなる。


春菊も好きなので全く抵抗が無かった


身体に入れて駄目なものは

オェとなる感じがくるので

それには素直に従うようにしている


せっかく摘んだお花を

無駄にしないで良かった。


他にも影響をいただいて

骨スープの本も注文してみた。


この変化は


鬱々、

気力も無かった日々を思うと


ありがたい


そして


ついでに。

今朝の空腹時血糖は98でした

うん、まぁ頑張った!


実は数日、朝の空腹時血糖が高くて。

昨日はかなり。

高くなるような食事ではない分

やれる事やっててこれは、どうするべか・・


病院かなぁと気弱に。


気落ちしながら旦那と夜のウォーキングに出かけたら翌日下がってました。


夜のウォーキングの方がいいのかな?

あとは夕食後に入るお風呂。

食事前に入ることも時々あったからやめよう。


落ち込んでたら旦那が


かかってる病院の(旦那が)お医者が

旦那が血糖値を測る機器で測ってると凄い高いんだけど!?って言ったら「気にするな!」って言ってたって。


思わず「は!?」って言って

笑ってしまいました。


お医者さんなんだけど

人間味感じるんだよね。この先生。


まぁ、旦那が今回は素直に薬を飲み始めたからだろうけど。(下がったら切るつもり)


さすが台湾出身の先生、と思っております。


日本人にはない、良い加減さと自由さが

旦那にはちょうどよくて続いているお医者さんです