境界から見る景色

はじめましての気持ち

凸凹君と音楽と、




聴覚が敏感な凸凹息子


自然と音楽に惹かれてゆきました。


小学4年ごろだったかなぁ・・・?


一番最初に惹かれたグループは

「セカイノオワリ」


次に惹かれたのは 


「米津玄師」さん。

紅白でレモン🍋歌いましたよね。


そして、次に


『歌い手さん』と呼ばれる、

まふまふ さん、という方の音楽でした。


歌い手さん、とは、


ネット上で音楽活動している方達です。



高校生になった今は、

これ、という人を追うのではなく、ピピっときた音楽を国内外、広いジャンルで聴いているようですが。



スマホにお気に入りの曲♬を入れて


横に置いて流すスタイルです


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ちなみに☝️ 


息子には イヤホンを禁止にしています

(対戦ゲームの時だけ音量を気をつけてOKに)


聴覚神経が「繊細」な子達は、


イヤホンで聴くと、聴覚神経が傷つきやすい気がしていて。


問題になってきたイヤホン難聴・・・


理由を話したら、息子も自分で調べて


悲しいかな、実際に友達が難聴状態になっている事を知ってから、納得してイヤホンは遠ざけてくれています。


そのうち、近眼と同じように、

この世の普通の事になっていくのかな・・


眼鏡をかけるように、

補聴器が普通になって・・?


機器もスタイリッシュでファッションのようになっていく未来


あり得なくはないな・・・


きっと眼鏡がこの世に生まれ

多くの人が頼り始めた時にも


憂いた人がいただろうな。


時代の流れかもですが、抗ってみます。


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話を戻して


今年紅白に初出場する事になった

「歌い手さん」の まふまふ さん


私も一緒に聞かされてきたので (イヤホン禁止)


なんか・・・嬉しい😆


ちなみに、


歌い手さん達の楽曲は


大手プロデュースのCDとは、印象が違います


自分達で自作している訳だし


大人的には


歌い手さんの歌唱力は充分すぎるほどだけど

音というか、クオリティはちょっと落ちる・・


と感じていて


アマチュア、と

心で線を引いていました


でも、


息子に言わせると、


それが良いんだと☝️

そこが魅力なんだと☝️


えぇぇ・・・💦


でも、


ふむ・・・・


ふむ、ふむ・・・・


音楽だけではなく(歌唱力はアイドルなんかより100倍上手く既にプロだけど)


親しみ??? 

手が届く仲間感???

創作活動が見えるから???

リアリティを感じる???


彼らに存在する何かが重要で


ただ、惹かれ楽しんでいるんだね



とりあえず、


息子が受け入れた世界を


一緒に聴くうちに・・・


私の中の、


線引きも、思い込みも


見事に、消えてゆきました。


まふまふ さんの歌声は


中性的で、安定感抜群

癖になる。



綺麗で繊細なルックスで


男性だけど、女性の声帯をもつ


永遠に少年少女のような


稀有な✨歌い手さん✨



私は


若い女性が歌っているって

ずーーーーーっと思っていました。


たま〜に、歌声が少年っぽいから


男の子っぽい女子だと


心底、思い込んでいたんです。




が、男性でした。


声変わりをしなくて病院に行ったら


お医者さんに、


「あなたの声帯は女性の声帯に近い」と、言われたそう。



天才肌だけど、内弁慶な

優しい人、らしいです。


歌い手さんになって、

深刻なトラブルにあった時も


歌い手さん仲間が、助けてくれたんだそう。


その歌い手さん達と


本当に仲が良いのが伝わってきて

それが素敵なんです


仲良しだなぁって伝わってくるのは


見ている側として


ほっこりして

心地よい気持ちになるものです。


そういうのも含めて


歌う事をとても楽しんで

仲間を大切にしてきた、まふまふ さんに


息子は惹かれたのだろうなぁ


いつも抜きん出ようと

ギスギス

ギラギラした人の歌う歌を


上手でも


惹かれるメロディでも


私は、聴かないだろうな。


多分、息子も同じで


歌以上に、人、も

重要だった・・・って


事なんでしょう


なんか、わかる・・・💦


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まふまふ さんの曲は、


慟哭のような「叫びの歌」が多いのです。


小学部時代に、


それに惹かれた、


叫びとは無縁に見える凸凹息子に


複雑〜な気持ちになりました。




あぁ・・・息子の中に


同じ慟哭があるんだな・・・💧

叫びに、共鳴してるんだな・・・💧


そう理解したから。




過去のものか、

現在進行形なのか、


分からないけれど




過去にも色々あったし

現在進行形でも、色々あるよね💦


日々、楽じゃない・・・




でも、今


この歌と、まふまふ さんに


出逢えた事は、ありがたい


そう思いました。




まふまふ さんの歌を通じて


自分の慟哭に

無意識にでも触れているんだな・・・


できる事なら


この歌に寄り添われ


手放せたらいいのにな・・・





そう願いながら


一緒に聴いていました。




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今年、『歌い手さん』として初

紅白に出場する まふまふ さん



息子が惹かれる人は


きっと、ちょっと凸凹さん

ピュアな人


それを意識しないで惹かれていくけれど。



音楽の世界に興味を持たせてくれたのも


彼らだったね。




セカオワの深瀬さんも


米津玄師さんも


彼らは凸凹を隠さず


発達障害だと自らオープンにしてくれた。


等身大に、


精一杯生きてきた人達。


素敵✨



深瀬さんの書く曲は、


物語りだって


息子は、そこがいいって、


小学部の頃に言ってた。


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まふまふ さんの出場が決まった時


私は、親のような気持ちで、


嬉しかった✨


米津さんの時もそう(笑)


紅白で、歌っている時


緊張してる〜💦って心配で、心配で💦



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凸凹息子


「まふまふ さんって立教大出身なんだって!

・・デキる人だった。」


「秘密だったの?」


凸凹息子

「いや。ファンなら知ってる公然の事実。」


「・・・アンタ、知らなかったのね。」


「・・そういうの興味出てきたの?」


「・・・立教大、行ってみたいって思った?

まふまふ さんが楽しんだとこだしね?」


凸凹息子

「いや・・この前、立教大のパンフレットが届いて見てたとこだったから。」



そう、



英検が通ったからか?


英ナビから、


勝手に送られてきた、

立教大学のパンフレット・・・



蔦が絡まっていてクラシックな感じ


もじゃハウスが好きな息子は、「校舎は好き」

と言っていた。





どんな事が心に残り


きっかけになるか分からない




私の知人が海外に留学したきっかけは


大好き💕なサッカー選手が、惹かれた国を(選んだ国を)私も見たい、味わいたい!だった。


それがきっかけで

日本語教師になったのだから


何がどう繋がるかはわからない。



惹かれる人をじっと感じて



そこから繋がる世界に視野を持ち

アンテナが立つ人もいる


動く動力になるのなら


なんだって、いい。






とりあえず


種はパラパラっと撒いておこう