境界から見る景色

はじめましての気持ち

役割を終える


(画像はお借りしました)




軽く、凸凹息子と言い合いになった時に


凸凹息子 


『・・・母ちゃんは普通のお母さんの反応じゃないんだよ。』




ちっ💢


ついに、来たか。






まぁ、


日本社会の中で生きて、


自分と他人の色々を、比べるのも


成長なのだろうが





日本の教育に戻したら


あっという間に、


こうなってゆくのも


凸凹息子の性格上、


想定内でもあったけれど・・・・・




正直、ちょっと ムカつく💢



もっと、オリジナルに突き抜けろ❗️と


吠えたくなる気持ちを、ぐっと飲み込む。






冷ややかーーに圧をかけ


『だから、何?』




やるなら買うぞ💢


ゴゴゴゴゴゴゴゴ🔥🔥🔥



まだ奴は、私には敵わない


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でも、


それだけではない、理由も。




そろそろ


私も「母」だけ、になる時期なんだな。




私は、「普通の母」である事は


早い時期に、捨てた。



信頼した支援施設の先生の


アドバイスでもあった。




凸凹息子は


兄弟もいなかったし💧


友達も、うまく作れなかった💧



ついでにいうと


旦那が父親らしくなく💧


祖父母は歪んでいて💧


旦那は、私よりずっとナチュラルに受容が深く、いや、深過ぎて。


自然体でいると母親のような

役割になってしまうのだった。


悩んだし、

何度も話し合って

ぶつかったけれど


一部の父親要素も

私の方が自然で可能性があるという💧


だからカテゴライズしないで


やれる役割は、全部やったのだ。



あぁ、そうさ。


普通の母ではないよ。



でもね


凸凹息子よ


よくも、自分だけ棚に上げたな💢





私は、


凸凹息子にとって


母なのだけど


時に


兄弟であり、

友達であり、

父親でもあり


時に、祖父母でもあって・・・


仕方がなかったんだよ💧




でも、


もう友達はいる。


多分、友達の存在で、


兄弟分もカバーされてゆくだろうし


先生方は、父親の役割を多少、

担ってくれているだろう。




寂しくなるな


私の中の、友だちが。



でも、変わらないと。



いや、任せられるって、楽だ。


そういう幸せを


享受してゆくんだね。



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凸凹息子の、


同調圧力に弱い、群れたがりの性質は


私は、息子3歳にして見抜いた。


この性質が、


凸凹息子にとってどれだけ悪循環になるかも。



アスペっぽい、凸凹君あるある。


とにかく、ルールを守りたがり、

皆んなと同じ枠の中で生きたい性質は



ルールと枠にに押し込んでゆく日本の教育に


一見、向いていそうで


実は、


弱みに漬け込むものだ、と


私は感じたのだよ。


ルールを守れるなら

学校生活は、割と問題なく過ごせるかも。


褒められる事もあるだろうね。


自尊心に繋がるかも・・・


でも、そこで強化されるのは


強迫神経的な凸凹要素だ。


果たしてそれがいい事なのか???


否。


凸凹息子の『幸せ』には

足枷にしかならないと思った。


その特性を否定はしない。

必要な時にはきっちり誉める。


でも、社会の都合で誉めて


凸凹要素を正当化したり

凸凹要素を強化して


翻弄して欲しくない


凄く、重要な事だった。



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自由なインターで過ごしても


自由な友の間で過ごしても


その特性が、消える事はなかった。


それも、想定内。



でも、凸凹特性は薄まったし、



自分とは「違う人」「違う感覚」も


受容する空気のインターで


息子のお得意の【それに染まってゆく】事で、

自然に育まれた。



変えられないものがあっても


➕プラス、で組み合わせる視野が育てば


選択支が変わる。




それで生きやすくなったはず。


それは感じる。




自由で

自己責任で

ゆる〜い


インターナショナルスクールの空気の中で



凸凹息子は独自に存在する事を体得した。


時々、凸凹息子に感じる、


(・・案外強いね、) と思うマイペースさは


インター時代に培われたものだろう。




それを失って欲しくないなぁと願う。


凸凹息子の性格的には、


一旦


この日本の仕組みを、


取り込んでゆくのだろう。


きっちり、染まろう、とするだろう。


今、まさに。



それも仕方ない。




でも、染まっていっても


消えないものはあるだろうと


信じるよ。




本当に、


あの時期、あのインターにあった空気は


様々なタイミングが生み出した奇跡で


特別、だったのだ。




卒業したインターだって


今は、もう随分、


違っているはず。



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高校で 今、仲がいい友達が


出逢った頃の会話で


凸凹息子を


『なんか、お前は、すごく珍しい。不思議だ。なかなか、いない。』と言ったそう。


凸凹息子の通ってきた道も知らず。


鋭いな・・・)


繊細なアンテナなんだろう。


このエンターテイナー系の

一見、凸凹息子とは真逆に見える男の子は


凸凹息子を、とても気に入ってくれていて


かなり懐いている (カワイィw)






凸凹息子の世界観を


繊細に感じとり、


自分も共鳴しよう、としてくれている。




いい出逢いだったね。


凸凹息子の周りには


今は、いい人が沢山いる



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凸凹息子が初めて


惹かれ好きになった『女の子』は


多分、インターで一緒になった女の子。


でも、


兄妹や家族的な、信頼の要素や、

友達としての要素の方が 強かったと思う。


3年生で転校してしまって


そのあとずっと、


現実でも二次元でも


女子的な存在に


惹かれる事が、全くなかった。




随分経って


中1の頃だっけ?



はっきりと、惹かれた女の子を感じた。


新海監督のアニメ映画、「天気の子」の中の、


主人公の女の子だった。





なるほど・・・・





その、惹かれた心に


色々を・・目撃した気持ちに






報われた気もしたし・・・


後悔もした。


手渡してしまったものや

背負わせてしまったものが


見えた気がして。




でも、やっぱり



何を感じ

何を理解したか


垣間見え



嬉しかった。・・・いや、違うな


ありがたかった。


涙が出そうなほどに





ちなみに現在は、


友達と恋バナ(恋話)を

コソコソしているのは気づいている。


相談役、聞き役だとしても、

まぁ普通に、目覚めていそうでよかった(笑)



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私達が


間に合わなかった分を


凸凹息子が自分で背負ってゆく



それを


遠くない未来


ただ、ただ、見守り



影でエールを送る、母になるのだな。




今は、


まだ、もう少し猶予がある


その幸を、自覚して大切に過ごそう


ゴゴゴとならずにw